阿蘇の農耕祭事「火焚き神事」

皆さん!こんにちは。

東谷です。

さて、お盆が過ぎ、阿蘇地域では朝晩とても涼しくなってきました。

そして、今日は阿蘇市民復興まつりが15:00からあります。

詳しくは、以前のブログをご覧ください(^_-)-☆

さてさて、皆さまは阿蘇の神話をご存知ですか?

阿蘇の神話のなかで、たくさん登場するのが、阿蘇を開拓した神と言われている「健磐龍命(たけいわたつのみこと)」ですよね。

この健磐龍命に関する神話はたくさんありますが、その中でも鬼八(きはち)というお供のお話しをご存知でしょうか?

健磐龍命は弓の達人で、毎日のように往生岳に登り、腰を降ろしてそこから的石へ矢を放っておりました。

その矢を毎回的石まで取りに行って健磐龍命に渡していたのが鬼八です。鬼八はとても足が早かったようです。

そんなある日、いつものように健磐龍命が矢を放ち、鬼八が取りに行く、そんなことを繰り返しているうちに鬼八はとうとう疲れてしまい、健磐龍命が放った99本目の矢を足で蹴り返したそうです。それに腹を立てた健磐龍命は鬼八を殺してしまいました。

その後阿蘇では暑い夏でも霜が降り、農作物が出来なくなってしまいました。これを鬼八の怨霊のたたりだと考えた健磐龍命は役犬原(やくいんばる)という場所に霜神社を作り、そこに鬼八の首を祭られました。それからは年に1度、この地区の汚れのない少女が霜神社の火焚き殿にこもり、59日間火を絶やさず焚き続けたそうです。

これを火焚き神事といいます。現在では59日間ずっと少女が火焚き殿にこもることはないそうですが、地域の方々が交代で火の番をされるそうです。

そして、今日その「火焚き神事」が始まりました!!

私も、阿蘇の今日行われた神事では、阿蘇の「豊年満作」を願ってきました。

9月中旬になると、阿蘇でも稲刈りが始まり、新米がやってきます。

道の駅阿蘇には、米食味鑑定士「Ozima」がいます。

「Ozima」も皆さんにお米のことを紹介したくて”うずうず”しているので、是非皆さん阿蘇に来た際は、道の駅に!!

皆さんのお越しをお待ちしております(^^)/

それでは、また(^_-)-☆

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