みなさまこんにちは!大家好!道の駅阿蘇のAyakaです。
昨日のブログでもお伝えしましたが、阿蘇地域がジオパークに登録されてから9年…世界登録からは4年…
道の駅阿蘇こと、ASO田園空間博物館でも、当初は「ジオパークって何?」っていう講座を開くところからスタートさせ、認知度向上に向けて取り組んでまいりましたが、今や世界ジオパークの仲間入り。阿蘇地域をあげて阿蘇の固有の自然や文化を世界に向けてお伝えしております。
「ジオパークって何?」セミナー開催
世界ジオパーク認定記念セレモニー
今日は、8月7日に道の駅阿蘇で行われた4年に一度の再審査の一コマをご報告いたします。
最初にちょっと復習。「ジオパーク」とは一体何かと言いますと…
『ジオパークとは、「地球・大地(ジオ:Geo)」と「公園(パーク:Park)」とを組み合わせた言葉で、「大地の公園」を意味し、地球(ジオ)を学び、丸ごと楽しむことができる場所をいいます。
大地(ジオ)の上に広がる、動植物や生態系(エコ)の中で、私たち人(ヒト)は生活し、文化や産業などを築き、歴史を育んでいます。ジオパークでは、これらの「ジオ」「エコ」「ヒト」の3つの要素のつながりを楽しく知ることができます。
例えば、山や川をよく見て、その成り立ちと仕組みに気づくと、今まで何とも思わなかった景色が変わって見えてきます。またその景色が、何千万年、何億年という途方もない年月をかけてつくられてきたことを知れば、私たち人の暮らしは地球活動なしには存在しえないことも分かります。
ジオパークでは、まずそのジオパークの見どころとなる場所を「ジオサイト」に指定して、多くの人が将来にわたって地域の魅力を知り、利用できるよう保護を行います。
その上で、これらのジオサイトを教育やジオツアーなどの観光活動などに活かし、地域を元気にする活動や、そこに住む人たちに地域の素晴らしさを知ってもらう活動を行います。』(日本ジオパークネットワークHPより http://geopark.jp/about/)
要するに、「大地の公園」であるジオパークは、自然だけではなく、そのエリアの生態系や人間の歴史・文化も非常に重要な要素で、さらに、それを住民が理解して活用してはじめて成り立つものです。
ですので、今回の審査会では、阿蘇の自然だけではなく、ジオパークを活用した取り組みなどもしっかりと調査が行われます。
さて、阿蘇ジオパークでは、8月6日(月)~9日(木)にかけて、ユネスコの委員会より2名(アメリカと中国)の審査員が来られ、阿蘇地域をぐるり回りながらジオパークの現状を調査されたのですが…
道の駅阿蘇に来られたのは7日朝。
まずは、道の駅阿蘇の理事長がお出迎えです。
その後は道の駅阿蘇の取り組みをご紹介。
駐車場に設置している看板を見て、多くの観光客がジオサイトのことを確認されます。
店舗には、実はたくさんの「阿蘇ジオパーク認定品」が揃っています。
かきもちも。
高菜漬けやお茶も阿蘇の大地の恵み…
もちろん、観光案内窓口でもジオパークのことをご紹介しておりますよ!
なんと!ラストには、くまモンが登場!!
審査員の方々、くまモンの愛らしさにかなり喜ばれていました!
そんなこんなで、道の駅阿蘇を発たれ…次の視察場所、阿蘇神社に向かわれました。
私たち阿蘇ジオパークの活動が認められ、無事審査をパスしますように…