阿蘇市狩尾地区にある「産神社」。美しい池に囲まれ、春は桜、秋はモミジの名所としても人気です。

こんにちは! Vitz Ayakaです。
先日、阿蘇市狩尾地区にある「産神社」に行ってまいりました。

ここは地域の氏神として地元の方々に親しまれているほか、神社の湧水をもらってお粥を炊くと乳の出がよくなるという言い伝えから妊婦の参拝や、関連して縁結びや子宝、子育て、安産祈願でお参りする人も多いという神社です。

拝殿に上がると「お乳の出がよくなるように」と供えられた供物が。

訪れたのは1月15日。先週降った雪もわずかに残る寒い日でした。

(写真は境内横のゲートボール場)

境内にはモミジや桜の木がたくさん植えられています。
社殿裏の木々がその一部です。
これは神社を管理する氏子さん方およそ30年前から少しずつ植えて数を増やしていったそうです。
きっと今は桜が開花の準備を着々と進めていることでしょう。

ちなみに、昨年秋の紅葉の様子。

いや~見事ですね!
それから産神社といえばこの美しい池。

現在は山の上の方から湧水を引いて水を溜めているそうですが、昭和30年代までは、ここから湧き出る豊富な水であふれていたそうです。

そして、もう一つの池。

ここは、まれに「乳水(ちちみず)」と呼ばれる乳白色の水が湧くことで有名で、最近では平成28年4月に発生した熊本地震直後に乳水が湧き出たそうです。
その時の写真がこちら。

産神社と名がつくのも「なるほど~」と思います。なぜ乳水が湧き出るのか不思議でたまりません。

また、近年枯れていた先程紹介した大きな池の脇からも地震後に水が再び湧き出したそうです。
当時は水道管にも大きな被害が出て地域一帯の田植えも一度は絶望的となった様ですが、この湧水のおかげで田に水を張ることができ、無事田植え、そして収穫までできたそうです。

 

そんな素敵なエピソードをたくさん持っている「産神社」。
私の好奇心が膨れ上った結果、宮総代、そして元宮総代だった3名の方に神社についてじっくりとお話を伺う機会を得ることができました。

これについては、また近いうちにご紹介いたします。お楽しみに…

 

<そしてもう一つ>
産神社近くを流れる四ツ江川。
春になると川岸にピンクのカワイイ芝桜が咲き誇ります。

こちらも現在は開花準備中。

春が来るのが楽しみです。

それにしてもいいお天気でした。

■産神社


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