阿蘇市出身のおかみさんが切り盛りする「旅の宿“阿蘇乃湯”」

みなさん、こんにちは!Kanaです。毎日寒いですね。。
阿蘇の山々はしばらく真っ白が続きそうです。

さて、温かいお風呂が恋しい季節です。
道の駅阿蘇が発行するあかうしのあくび2021年の秋冬号vol.29でご紹介しています、旅の宿「阿蘇乃湯」さんのより詳しい情報をお伝えします^^

「阿蘇乃湯」さんは、内牧温泉街の中心部から少~しだけ離れていて、いまきん食堂さんやおしま屋さんがある辻から車で2~3分くらいのところにあります。
ほんの少し離れただけで、すごく静かな雰囲気になります。すぐ近くに菅原神社さんがあるのもいいかんじ。とっても大きな樹齢500年のタブの木があります。

 


学業の神様、菅原道真公をお祀りしてあるので、温泉を楽しむのと一緒に、受験祈願もできます!

菅原神社さんからすぐこのように、旅の宿「阿蘇乃湯」さんの看板が見えてきます。

 


駐車場も広くて止めやすいです。

駐車場の前の道に面したところに足湯があります。


屋根や囲いがついていて、寒い時期でもちょっと安心かな^^


ですが、せっかくなので足だけでなく、全身、阿蘇の豊かな温泉に浸っていってください(≧▽≦)
ということで、あかうしのあくびの誌面でご紹介した立ち寄り湯に参りましょう!

駐車場の奥に見えているところが、立ち寄り湯の建物です。
旅の宿 「阿蘇乃湯」さんでは、立ち寄り湯の受付がお宿の受付とは別になっていて、気軽にご利用していただけます。
地元の方の町湯としても親しまれている温泉なんですよ。

熊本地震の際には2~3週間無料開放していただいて、本当に助かりました。

入り口の横にはこのように掲示されています。筋肉痛や関節痛、神経痛など。内牧温泉は昔から湯治の場所として、文豪なども滞在したところです♪弱アルカリ性で美肌効果もあるそうです!


ガラガラと趣ある引き戸を開けると、コロナ対策で、検温とアルコール消毒があります。

コロナ対策のため、最高11名くらいまでとして、人数制限することも時にはあるそうです。
そんなにお待ちいただくことはないようですが、Free Wifiもあるので、お連れ様の待ち時間なども快適に過ごしていただけますね。

タオルなどはご持参いただくのがいいですが、ふらっと来られた場合でも、ご購入していただくことはできます。入浴券などもこちらの券売機でどうぞ~。
貴重品のお預けはフロント横の無料ロッカーをご利用いただけます。

家族風呂も全部で3つあり、ご予約は必要ないそうです^^

自由気ままな個人旅行で、時間や旅程に縛られるのはあまり好きでない方もいらっしゃるでしょう。思い立ったら温泉を楽しめるというのはいいですよね♪

取材にお伺いした時は、営業時間前でしたので、ちょっと中を見せていただきました^^
まずは内湯から。
天井の高いヒノキ造りの建物がいいかんじです。

こちら女湯の露天風呂。
木々と岩のお風呂で落ち着いた雰囲気です。


秋に実際にお風呂に入らせていただいた時には、露天風呂のちょうど上に椎の木があり、入浴中に何度かこんころこーんと可愛いどんぐりが飛び込んできて、ほっこりしました^^

周りに建物とかがなく、内牧の中心街からちょっと離れただけでこんなゆっくりと自然に囲まれた場所でお風呂に入れるなんていいなあ~。

湧水の水風呂。

あちこちからどんどんとお湯や水が湧いている。。。(≧▽≦)

温泉は地下685mからの源泉かけ流しで、一分間にでドラム缶がいっぱいになるほど出ているそうですよ。


そのままだと47度と少し熱め。夏などは湧き水で加水されるとのことですが、冬の露天にはいい具合の熱さかな^^

さあ、しっかりお風呂に入った後に、おすすめしたいのがこちら↓
一度立ち寄り湯を出てお庭を抜け、お宿の玄関の前まで是非行ってみてください。
ここにもこんこんと湧き続ける泉があります。

飲用できるお水ですので、ここでのどの渇きを潤していただいてもいいし、ペットボトルなどを持ってきて汲んで帰っていただいてもいいそうですよ!この時期、阿蘇のお米を阿蘇の天然水で炊いたりしたら、う~ん贅沢~^^

あかうしのあくびでのご紹介は立ち寄り湯とこちらの湧水ですが、せっかくですので、旅の宿、旅館のほうも少し。
今回、お話をお伺いしたのは、こちら、田上まゆみさん、温泉美肌のおかみさんです!


おかみさんは、阿蘇市のご出身。平成3年6月にご結婚されましたが、今の立ち寄り湯の部分が旅館よりも先に温泉センターとしてオープンするのと同時となり、新婚早々に、温泉センターを任されて大忙しに。
それまでのお勤めが銀行だったこともあったのか、お嫁に行った先の新しい環境で頑張りすぎたのか。。。
すべてを完璧にしようとしすぎて調子を崩されてしまったそうです(+o+) そんな時、旦那様からの、仕事は楽しんでやらなきゃ、というアドバイスで気持ちを切り替えられたとおっしゃっていました。

それにしても、お話お伺いすると、その後も本当に色々なことを乗り越えていらっしゃって、驚きました( ゚Д゚)

温泉センターに続いて旅館のオープン、当初は今の倍の定員数だったり、お子さんは4人(うち下の3人は三つ子さん!)水害、そして熊本地震、ご自身がお体を壊されて半年ほどお休みされたことも。。。さらに今このコロナ禍です。

そんなご苦労を乗り越えてきたようには思えないやわらかい雰囲気のおかみさんですが、芯がしっかりしていらっしゃるんだなあ。。。同じ女性として、尊敬してしまいます!

さて、旅館の中もちょっと見せていただきました。


こちらは朝と夜のお食事場所。コロナ対策でグループごとに離れて座っていただくため、5組までの受け入れだそうです。
10~15人分くらいのお食事はすべて、手作りで出されているそうですよ!

阿蘇の自然やお花にちなんだ名前のお部屋。


窓の外には、阿蘇の田園風景、外輪山や、湯浦川を見渡せます。
地図には湯浦川と表記される川ですが、地元の方々には
花原川(かばるがわ)という名前で親しまれています。

和風の旅館で、お食事処も畳。そういった雰囲気を気に入られて、コロナ前は多い時に月に2,3回ベルギーの方々がいらっしゃったりもしていたそうです。
またラジコンが趣味の方が集まって年に2回は来られたり。
リピートしたくなるのも納得の落ち着いた和の雰囲気と、ほど良いアットホームさです。

旅館は平成6年のオープンなので、建物はそんなに古くないのですが、この古民家のような味が出ているのがいいんですよね。



内装には建設会社も手掛けるご主人のこだわりが出ているそうです。さすがです(*’▽’)

そうそう、こちら、旅館と立ち寄り湯の間にある橋、ご興味ある方は是非渡ってみてください。立ち寄り湯のほうからも行けますよ。


その名も子宝橋!「阿蘇乃湯」のおかみさんにはお子さん4人、しかも下3人は3つ子さん!ご利益があるとの噂です^^

立ち寄り湯はもちろん、阿蘇にご宿泊をご検討されるなら、ぜひ「旅の宿”阿蘇乃湯”」さんをチェックしてみてくださいね♪

近くの菅原神社も雰囲気がありますし、すぐ横の湯浦川沿いのお散歩も気持ちよさそうです。
田子山のそらふねの桟橋、絶景の新スポットですが、こちらの車での登り口もすぐそこです。

どうぞ、冬の阿蘇を堪能しにいらっしゃってください。
そしてゆっくりお風呂に入りましょう♪
お待ちいたしております^^

 

~基本情報~「旅の宿”阿蘇乃湯”」でゆっくりあたたまろう♪

住所:〒869-2307 熊本県阿蘇市小里6
TEL:0967-32-1521
HP:天然温泉 阿蘇 旅の宿 阿蘇乃湯 【公式サイト】 (asonoyu.com)

☆立ち寄り湯☆
営業時間 : 12:00~23:00 (受付22:00まで)
定休日:第一火曜日(1,6,9月は第一水曜日もお休み)
料金:大人500円、小人400円(4歳から小学生)※3歳以下は無料
家族風呂は50分/1200円(4名まで)

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