コルナゴ部長こと中尾公一さんから先日(11/24)開催した阿蘇満喫グラベルライドのレポートが届きました。
4月から始まったグラベルライドですが、今回は西小園牧野を満喫されました♪
11月24日に開催した阿蘇満喫グラベルライドは、今まではE-MTBのフィールドとしていたかぶと岩展望所付近の西小園牧野と、菊池渓谷源流域の荒れた林道の九州自然歩道がグラベルバイクのフィールドと成りえるのか、参加者のみなさんの様々なグラベルバイクで検証してきた。
まずコースの紹介。赤色がスピードが早く青色が遅い。左の青の部分が牧野と林道。
道の駅阿蘇をスタートして、田んぼ道を繋いで大観峰麓の林道を上り212号の中腹へ、ミルクロード(県道12号)に合流してかぶと岩展望所に行き、牧野ライドと林道(往復)を走りミルクロードと212号で帰ってくる58km・獲得標高918mのコースだ。行きのオンロードは13km、帰りは20kmの33km、牧野を含めたグラベルは25km、グラベル率は43%になる。
では参加者のバイクを紹介しよう。
まず、私のコルナゴGRX。グラベルバイクの中でもロードバイクに近いタイプになっていると思う。タイヤ40C、 空気圧2.5bar
大倉さんのMASI TAVOLO GRX。タイヤ40C、空気圧3.0bar
堤さんのMULLER BMJ。タイヤ38C、空気圧3.0bar
秋の試乗会で出店されたホダカの今泉さんは試乗車NESTO KING GAVEL(ホイールとタイヤは完成車から交換)で参加、コンポはGRXで207900円税込とかなりお得。タイヤは40C、空気圧3.0bar
濱田さんのマウンテンタイプのTIGORAはタイヤ27.5 空気圧2.5bar
下城さんはキャニオンのマウンテンのソフターと合わせてハンドルをドロップタイプに変更。
よしたまさんはキャニオングリズル、タイヤ45C 空気圧2.0bar、緒方さんはパナレーサーグランドキャニオン、26インチホイールにタイヤ50C 空気圧2.0bar、入佐さんは、トレックチェックポイント、タイヤ40C、上野さんはトレックのフルサスのマウンテンバイク。ということでタイヤは40C、空気圧は3.0barが多かった。
かぶと岩展望所にはカフェがありパン類の販売はあるもの売り切れ等もあるので昼食持参の案内をしていた。それと阿蘇谷より3~4度寒くなるので食事の際には防寒着の用意もお知らせしていた。そのためリュックやウェストポーチ、フレームに装着するバッグをそれぞれ用意され、より一層グラベルライドの雰囲気を増して目指す牧野と荒れた林道に向けてスタートした。
田んぼ道を繋いで大観峰の麓の林道に入った。ここから上りになるので汗をかかさないよう下城さんが案内してウィンドブレーカー等脱ぐことを勧められた。この季節の汗冷えは体力の消耗につながるので注意が必要だ。
いい感じのグラベルが続いた。あとでストラバを見ると、「OKURA Gravel Secter1」と「小倉林道~R212」のセグメントがあった。ということでここは小倉林道と呼ぶらしい。
山田展望所で一息、ここからもうひと踏ん張りでミルクロードだ。
かぶと岩展望所に着いたら暖まるため軽く補給食のあと西小園牧野に入った。牧野はゴルフ場の芝生みたいになだらかな感じに見えるが結構段差があり、いつも前後のサスペンション付きのE-MTBで乗り慣れているせいもあってか、サスペンションのないグラベルバイクは段差がきつくなるとその抵抗でややつらくなる。
マウンテン系と体力のある人は牧野の中を走ったが、私と数名はまだこの後があるので時折輪地切りされたところを走行した。それでも爽快感は格別、ここまで自走で来ることが出来るグラベルバイクの魅力を知ることができた。
続いて外輪山の縁を走った。
外輪山の縁は輪地切りされたコースになるので走りやすい。
ビューポイントで阿蘇カルデラを一望して展望所に戻り、日当たりのいいところで昼食を取って九州自然歩道を下り清水谷に向かった。
かぶと岩展望所からの九州自然歩道は、セメント道からグラベルになり森の中に入ると浮石が多くなるので要注意だ。
倒木は3箇所
紅葉は終わりかけていたが青空だと映える。
下っていたら菊池阿蘇スカイラインから清水谷入って上ってきた大阪からきた人に遭遇、この先行けるか不安そうに尋ねられた。ひとりで知らない山の中は危ないよ。
清水谷到着、ここから少し下った第六深葉橋で折り返すことにしている。その先はハイキングの人がるかも知れないという想定だったが実際におられた。
ここが大六深葉橋、菊池渓谷の雰囲気が楽しめる。
路面は落ち葉で浮いた石が見えなくて苦労したが、声を掛けながらゆっくり慎重に走ることで落車もなく走行することができた。帰りの上りも思った以上にきつくなくて、グラベルバイクでも牧野コース、外輪山コース、林間コースの西小園牧野楽しむことができた。ベストのタイヤサイズは、この日の参加者にもっとも多かった40Cが一致した感想だった。
走る以外の楽しみとして、弁当持参がよりグラベルライド感があったが、温かい飲み物と食後のちょっとしたデザートがあるともっと豊かな気分になれそうだと感じた。それと補給食はジェルよりもクラッカータイプがた好ましそうだった。かぶと岩展望所に着いて帰りのコースを考えたが、すでにグラベルはお腹一杯になったので最短のオンロードで帰ることにした。多分みなさんも同じではなかったかと思う。
このライドのために筑紫野市から100㎞自走して前泊で来られた堤さんは、また自走で帰られるため道の駅阿蘇まで行かずにミルクロードと合流する212号で15時前に別れた。これから寒さも厳しくなり辛いライドになりそうだが、新たな愛車となった憧れのチタン製MULLERが背中を押したのかも知れない。多少なりとも応援したくて私ともう一方残った補給食を渡して見送った。あとで連絡があり自宅に着いたのは20時前、この日のライドは150kmだったそうだ。ちなみに週末の阿蘇満喫ライドにも多分その際は車載だと思うが参加されることになっている。
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