コルナゴ部長こと中尾公一さんから最新レポートが届きました!!
今回は年末にふさわしい豪華版★大分のプロサイクルチーム、「スパークルおおいた」もライドに参加され、皆さんと有意義な1日を過ごされたようです。
◌˳⚛˚⌖.。(ღˇᴗˇ)。o.:*˳⚛˚⌖◌˳⚛˚⌖.。(ღˇᴗˇ)。o.:*˳⚛˚⌖◌˳⚛˚⌖.。(ღˇᴗˇ)。o.:*˳⚛˚⌖
12月15日はスパークルおおいたレーシングチームの選手を迎えて阿蘇満喫グラベルライドを開催した。参加者は福岡から3名、大分から1名、熊本から4名と、スパークルから黒枝咲哉キャプテン、住吉宏太選手、竹村拓選手、服平和樹メカニック、そして黒枝美樹GM兼監督。案内するのはミユキさん、井上君、下城さん、私と、今回初めてグラベルライドで行く町古閑牧野の組合員であり、牧野ガイドのショウ君も来てくれて18名で砂利道と舗装路で牧野を目指した。
牧野を走るには牧野保全料として一人1000円が必要になるので受付の際に徴収した。農業資源としての牧野を観光資源として利用するのが専門のガイドが案合する牧野ライドである。この日参加のみなさんも牧野を楽しむことによって草原の維持に貢献してもらった。
コースは田んぼ道を繋いで大観峰の麓の林道を行く予定だったが、この日メインとなる箱石峠の北側に位置する町古閑牧野の走行が時間を取りそうなのでカットして、国造神社の坂を上りミルクロード、やまなみハイウェイ、牧野道、ミルクロード、57号沿いの店で昼食を取り、町古閑牧野、265号で箱石峠のダウンヒルで帰って来る47kmになる。スパークルの選手のみなさんには阿蘇の林道を試してもらいたかったがちょっと残念だった。
スパークル大分レーシングチームからサポート―カー出してもらい防寒着等を運んでもらいとても助かった。また、チームが保有するグラベルバイクや電動のグラベルバイクの試乗もあり、プロチームがグラベルライドを強く意識されていることに今後の普及に対する期待が高まった。
ではこの日参加者のバイク紹介。
濱田さんは前回のグラベルライドでは、マウンテンタイプのTIGORAでの参加だったが、今回はキャノンデールレフティのマウンテンバイクで空気圧は2.0
ショウ君はスペシャライズドのE-MTB
西嶋さんはスパークルからレンタルされたオルベアの電動グラベルバイクGAIN
タイヤ35C
空気圧3.0
服平メカニックも同機種
咲哉選手も同機種
住吉選手はウィンスペースのグラベルバイクG2
タイヤ32C
空気圧2.0
下城さんは自分のバイクが故障したため、急きょ奥さんのジャイアントのマウンテンバイクで参加。道の駅阿蘇で開催する阿蘇満喫グラベルライドは、マウンテンバイクの参加も何の問題もない。ただ、一般的なマウンテンバイクは、オンロードではグラベルバイクとスピードの差があること、グラベルバイク用のコースなのでいささか退屈かも知れない。ロードバイクでの参加もありだが、ロードでは躊躇するような未舗装路も走るのでトラブル等は自己責任になる。
田んぼ道を繋いで幸せの一本道へ。
ここから国造神社の4kmの上りになるので、汗冷え防止のためサポートカーにウィンドブレーカーなど着ていた防寒着を預けるようみなさんに案内した。私はウィンドブレーカーを脱いでアンダーとジャケットの2枚だけ、グローブもネックウォーマーを外した。
ミルクロードまでの上りはフリー走行にした。上りは早い人とそうでない人の差が歴然になる。そこで自由に走ってもらったがみんな楽しんでもらえるし、気兼ねしなくてもいい。ミルクロードからやまなみハイウェイに出て、城山展望所の手前から入る牧野道でミルクロード、国道57号へ。
国道から700mで大人数でも収容できるうどん屋とチャンポンが美味しいドライブインがあってこの付近を走る時は定番の昼食場所にしている。ところが何とうどん屋は定休日(日曜の休みはないので冠婚葬祭か)、ドライブインは満員で少し待っても無理と断られるという今まで一度もなかった展開に。そこで一番近くて知人がいる道の駅波野にミユキさんに交渉してもらって温かい食事を食べることができた。
手頃な価格で美味しくて、波野はそばの名産地なので、定食にそばが付いているのはうれしい。
私はかつ丼定食。かつ丼で腹を満たし、そばの温かさと、うま味と、塩気がカラダに沁みた。元気が出たところでスズラン自生地公園の前を通って町古閑牧野の農業基地へ向かった。基地で自転車のタイヤと靴の底を石灰消毒していよいよ牧野に入った。
牧野ではサポートカーで早く出た黒枝監督とショウ君が見晴らしのいいところにテーブルと椅子を用意されていた。牧野は吹き曝しのところが多いが、そこは慣れたショウ君、風の少ないところを選び、風上にサポートカーを置いて風除けにしてあるので「スパークル牧野カフェ」でゆっくりできた。
黒枝咲哉選手と竹村選手の淹れたてのコーヒーサービス、美味しい!
スパークルおおいたレーシングチームと道の駅阿蘇がコラボした「阿蘇を感じる珈琲」が、ドリップバッグの「ASO CYCLE COFFEE」」として道の駅阿蘇で販売されている。黒枝咲哉選手監修のこのコーヒーを楽しむことによってスパークルおおいたを応援することになるので是非。
黒枝咲哉選手はシマノレーシング在籍の2020年11月の大分合宿の合間に牧野ライドに来られていた。黒枝選手がその楽しさをSNSで発信したら、すぐに那須ブラーゼンも町古閑牧野に来られたので案内したことがあった。その際、大分が実家でトレーニング中の黒枝選手も駆け付けて午前中のみ2回目の牧野ライドを楽しまれた。その時の写真がこれ、2021年1月スパークル発足直前の2020年11月の黒枝咲哉選手(契約のこともあって遠景希望により不鮮明)
その時の竹村選手、「ここで牧野ライドやって、ターフの中であか牛丼食べましたよね、」と話したら、笑顔で懐かしいと話された。以下その時のレポート。
牧野カフェでゆっくりしていたら風が強くなり急激に冷え込んできた。
E-MTBの牧野ライドは、バイクを軽トラックで運んでここだけで完結するが、今回のグラベルライドは自走なので、これまでの疲労と寒さにより牧野を走る気力が失せた(このメンバーで1番と2番の寒がりが私と下城さん)。本来は牧野のコースを回る予定だったが、まだ道の駅阿蘇まで20km走って帰らなくてはならいのでこの牧野だけで終わることにした。写真は黒枝監督、ここまでサポートカーなので私たちと違っていたって元気。
グラベルバイクで牧野を走った感想は「あまり適していない」だ。牧野は平らそうに見えるが凹凸と延々と続く草の抵抗で消耗し長くは走れない。特に牧野で一番の魅力のダウンヒルでは、マウンテンバイクのような路面からのショックを吸収するサスペンションがないため跳ねて思い切り楽しむことができない。
代わりに野焼きの際の防火帯である輪地切りされたところは、草が刈られて土が見えているのでグラベルバイクの得意とするフィールドになるだろう。これについては近日中に試走に行くのでまた後日報告しよう。
標高900mの町古閑牧野からの帰りは、箱石峠のダウンヒルに対応するため持っている防寒具を全部身に付けられるよう案内した。険しい表情で峠から4キロほど下ると冷気が消えて気分も穏やかになった。15時40分、暖かいとは言い過ぎだが、牧野とは比べ物にならないくらい寒さがない道の駅阿蘇へゴールした。
いつものことながら終わってみると嘘みたいに陽気になった。寒かった分、みなさん走り切った達成感も大きかったのではないだろうか。それとプロ選手と一緒に走ることができて、ちょっとした動きやペダリングなど学びもあったかも知れない。
黒枝監督が最後の挨拶で「スパークルのクラブハウス&カフェにもお気軽に」と、次回に繋がる話もあって、今回のライドを機会にまだ行ったことがない方は家族や仲間と訪ねてみてはいかがだろう。また違った自転車の魅力を見せてあげられるのではないかと思う。
*+†+*――*+†+*――*+†+*――*+†+*――*+†+*――
道路情報や店舗情報など道の駅阿蘇Facebook、道の駅阿蘇ホームページでもお知らせしておりますのでご活用下さい。
道の駅阿蘇(NPO法人ASO田園空間博物館)
TEL:0967-35-5077
阿蘇市内の地図はコチラから
あかうしのあくびvol.41⇦最新号が出ました!
道の駅阿蘇は、9時~18時まで営業中。
「道の駅阿蘇ネットショップ」で阿蘇の特産品絶賛販売中です!
*+†+*――*+†+*――*+†+*――*+†+*――*+†+*