コルナゴ部長こと中尾公一さんレポート「第1回阿蘇満喫MTBライド~菊鹿MTBライド編~」

コルナゴ部長こと中尾公一さんから最新レポートが届きました。
今回も阿蘇を飛び出し、どこで開催されたのか~
「石のかざぐるま」がある菊鹿町で開催されましたよ~
ということで今回は、「第1回阿蘇満喫MTBライド~菊鹿MTBライド編~」です。
ご覧ください
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毎月2回開催しているロードバイクで走る阿蘇満喫ライドに加えて、昨年4月からグラベルバイクで舗装路をつないでグラベル(未舗装路・砂利道)を走る阿蘇満喫グラベルライドを始めています。そしていよいよ今年2月からマウンテンバイク(MTB)で道なき道を走る阿蘇満喫MTBライドを計画して、第1回阿蘇満喫MTBライドを2月2日、7名の参加者を迎えて山鹿市菊鹿町の「菊鹿みんなの森」で開催しました。

「菊鹿みんなの森」は500m四方に民家はなく、芝生広場に車を乗り入れてのキャンプやアウトドアイベント、それにマウンテンバイクのコースがあり、冬は葉を落とし、春には若葉と夏は木陰を作ってくれるクヌギ林の中に3.3kmのこまめに整備されたコースが造られています。

場所は福岡市中心部より90分、熊本市内中心部より60分弱、菊水ICから35分、植木ICから30分弱のところにあり、交通の便がいいことからキャンプは福岡からの方が多いようです。

さて、初めてのマウンテンバイクライドなのでバイクの種類について説明しましょう。
一言でマウンテンバイクと言っても様々なスタイルの競技があるので、それぞれの競技の特性に合うように自転車が設計されていて幾つかの種類に分かれています。
遊歩道、トレイルという未舗装道を楽しむことに特化して、登坂力と加速力が特に優れている「クロスカントリーバイク」と、よりオールラウンドに活躍する「トレイルバイク」、それに下り山道に特化した「ダウンヒルマウンテンバイク」、ジャンプすることに特化した「ダートジャンプマウンテンバイク」など用途に応じて様々な種類があります。

分類としては、「ハードテイル」と「フルサスペンション」(フルサス)、「リジット」の3つがあります。違いは段差や岩などの凹凸からくる衝撃を吸収してくれるサスペンションになり、ハードテイルはサスペンションがフロントのみ、フルサスペンションはフロントとリア部分に、そしてサスペンションを搭載していないのがリジットです。

ハードテイルは大きな段差や荒れたコースへの許容力はないものの、軽い走行感や機敏な動きが特徴で街乗りから軽めのオフロードが楽しめて価格も手頃です。一方のフルサスはハードテイルよりも衝撃吸収力が高く、悪路でも高い走破性と安定性を発揮するので、よりハードなトレイルライドやレースなどの競技に向いています。今回参加された7名のうち5名がフルサス利用者で、最初にハードテイル、次にフルサスという方がほとんどのようです。

ではこの日のレポートです。
「菊鹿 みんなの森」に集合時間の40分前に到着、管理人の方に挨拶してコース使用料1人300円をまとめて持って来ることを伝えて芝生広場に車を移動、前日からキャンプの方が2張テントで寛いでおられました。この時期はキャンプがかなり多いそうですが、前日の天気がよくなかったので少なかったのでしょう。
車からマウンテンバイクを降ろして、トラブルがないかちょっと試走したら車に戻って、肘掛椅子とローテーブルを降ろしたら、コース近くで愛車を眺めながらポットに入れてきたコーヒーで一息いれました。早めに来て優雅な時間を楽しむのもマウンテンバイクやグラベルバイクの遊びに似合います。

この日の予定は、午前中はマウンテンバイクコースを各自好きな走行で楽しみ、昼食のあとは菊鹿ワインの産地として有名な五郎丸の葡萄畑を見学して、菊鹿ワイナリーを訪ねるMTBライドで15時ゴールの予定です。

コースの要所には案内の標識がありますので迷うことはありませんし、見晴らしがいいのでショートカットして戻ってくることもできます。まずは練習を兼ねてkidsコースから走り出します。内牧にあるMTBパークにあるような連続するコブと急カーブが実に楽しいですね。慣れた人の段差のクリアの仕方やコーナリングのスピードの速さは、その動作にあるようですが、ロードにもグラベルにもあまりないテクニックです。

まずは比較的平坦なクヌギ林のコースは初心者向きになります。



実に楽しいですね、初めの方でもマウンバイクを満喫できます。

スギ林に入ると勾配がありながら根が張り出して滑り難易度が一気に上がります。
なので走行の写真はありません。

コースには「落とし穴ドロップ」、「男気コーナ」、「悶絶の坂」、「微笑みの坂」、など名付けられたところがあり、逆バンクの上りや激坂で1周3.3kmのコースは2周走ればヘトヘトになりました。


午前の部が終了したら昼食タイム、地面に座ってと、椅子・テーブルでの食事はリラックス感が大きく違います。携帯ボンベでカップ麺やコーヒーもひときわ美味しいですね。次回から椅子とテーブルはお忘れなく。

午後からは「五郎丸」の葡萄畑へ、この道を境に左が五郎丸の畑、右にも葡萄畑がありますが、品名に地名はありません。「菊鹿産ワイン」とだけの表示になります。

五郎丸の畑は5枚で、ここは何度もナイトハーベストになったカベルネ・ソーヴィニョンの畑のはずですが、葡萄の木がない! 植え替えされたのでしょうか、残りのシャルドネの畑はそのままでしたが驚きました。

この畑でした・・・

こちらがオーナーの古家さん、わたしの朝練は五郎丸の葡萄を見て折り返しています。

写真は2020年8月24日、2022年6月に発売されたシャルドネ収穫2日目の朝、ナイトハーベストを終えた古家さんご夫妻と話していたら、「昨晩収穫していたら星が綺麗だったですよ!」と笑顔で奥さんが話されました。そういえばここには街灯がなく真っ暗、夜空一杯に星が見えたのでしょう。「星空ハーベスト五郎丸2020」、なんて名前なればいいですね、そんなおしゃべりしていたとこの日のブログに書いていました。

葡萄畑からは砂利道、

その先からゴツゴツしたセメント道ですがマウンテンバイクは快適です。

ここは五郎丸地区の集落、フォトスポットです。

集落に出たら田んぼ道を走ります。



菊鹿ワイナリー到着、五郎丸は人気があり過ぎて販売当日に瞬殺で完売、2020年ナイトハーベストの空き瓶だけ飾ってありました。

益城シャルドネ、これは美味しいそう

お買い上げありがとうございます。

裏の葡萄畑を見学

五郎丸の畑と菊鹿ワイナリーはセットで楽しめますね。

来た道(4km)を帰るのは面白くないので、少し遠回りになりますが(といっても6km)、上内田川沿いから山越えのルートにしました。


グーグルマップを見ると細い山道があり、それを超えるとみんなの森に着きそうな感じ、マウンテンバイクなのでかなり荒れた道でも行けそうとルート変更。

もともとの道ですが左上に新しい道ができたので廃道になっていました。後戻りするのも面白くないので、担ぎです。


やっと復帰できました。

予定通り15時にみんなの森に到着しました。

MTBライドは登山道のようなシングルトラックを走るトレイルライドや、山間部の道なき道を走る醍醐味が魅力ですが、歩行者との事故を避けるためにトレイルは選ばなければなりません。
その点、マウンテンバイク専用コースは、有料ですが初心者から上級者まで存分に楽しむことができますし、テーブルや椅子を持ってデイキャンプ気分も味わうこともできます。熊本には菊鹿みんなの森のほかに、吉無田高原やセキヤヒルズがあるのでそちらへの遠征を考えています。
阿蘇においては先日試走しましたが、牧野ガイドが案内する牧野も保全料1人1000円必要になりますがMTBフィールドには最適です。多くの方に阿蘇の草原を活用した牧野ライドを楽しんで、「草原の恵み」を知ってもらいたいと思っています。また、牧野以外にもMTBが走れるところの候補は幾つもあるので許可を得て多くのMTBライダーを阿蘇に迎えたいと思っています。
最後に「菊鹿 みんなの森」の動画です。作成が少し古い感じ(2021年?)なので料金や薪などの情報は参考までと考えたがいいでしょう。

 

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