コルナゴ部長こと中尾公一さんレポート「MTBの牧野コースとスパークル大分のファムツアー」

コルナゴ部長こと中尾公一さんから最新レポートが届きました★
今回は「マウンテンバイクの牧野コースとスパークル大分のファムツアー」です。
牧野の美しい風景と由布院の景色をご覧ください。

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今年の2月から阿蘇満喫ライドでマウンテンバイク(MTB)のライドを始めたので、マウンテンバイクの経験が豊富で牧野ガイドを目指す小国の上野君に、町古閑牧野をMTBで走る場合はどんなところがコースに活用できるのか、ガイドとしてのフィールド調査を兼ねて下城さんと私と一緒に試走してきた。

牧野を走行するには、専門の知識を持った牧野ガイドの帯同が必須で、1人1000円の牧野保全料が必要になってくる。マウンテンバイクは登山道のようなシングルトラックを走るトレイルライドや、山間部の道なき道を走る醍醐味が魅力だが、山はどこでも私有地であり、トレイルは歩行者との遭遇があるのでルートは選ばなくてはならないし、すでに走行不可のところも多いと聞く。マウンテンバイク専門のコースのように、多少の使用料を払って思い切り楽しむのがマウンテンバイクという遊びであれば牧野保全料も違和感がなさそうだ。

ではいよいよ牧野を走ってみた。いつもはE-MTBで快適に走っている町古閑牧野だが、牧野には起伏がありそれが抵抗になって電動アシストがない普通のマウンテンバイクでは平坦でも想像以上にきつい。まして丘を上ってダウンヒルを楽しむのは2回もやればヘトヘトになった。よって牧野を巡るいつものE-MTBのコースは私程度の体力では長く走れそうになかった。

防火帯として輪地切りされたところは土が見えていて、アシストがなくても最高の走行感を楽しむことができた。よって、牧野走行に加えて舗装された牧野道をつなぎながら、輪地切りを走ることがマウンテンバイクのコースになりそうだ。

輪地切りの急斜面は、かなりの走力があるライダーだけのエリアになるが、どこまで上りきれるか挑戦するのはアクセントにいいだろう。

町古閑牧野の近くにはドライブインとうどん屋があるので温かい食事を取ることが出来る。
ちなみにうどん屋の山庵の煮込みホルモン定食はミニうどんも付いてかなり美味しい。値段も追加でコーヒーを付けて1050円とお得。ドライブイン峠はチャンポンが美味いし、少し行けば蕎麦で有名な道の駅波野は大人数でも対応可能だ。

見晴らしのいい牧野は「これぞ阿蘇」という景観だが、吹き曝しになるのでこの日の体感温度は氷点下だった。しかし走っていれば寒さを感じることはないが、写真を撮る際にグローブを取ったら一瞬で手がしびれてしまう。午後からは牧野、輪地切り続いて阿蘇谷側の斜面のコースに行ってみた。

急斜面の崖のようなコースは、E-MTBに比べて軽いマウンテンバイクにとって最高にスリルがあって面白い。軽快ゆえに「これぞMTB!という感じだ。しかし、私のマウンテンバイクはクロスカントリーでタイヤのブロックが小さく、前輪が滑って上野君や下城さんのように走破できなかった(そのため写真を撮る余裕がない)。どこを走るかにより、タイヤの幅とブロックの形状、それに空気圧が走行に大きな差が出るのがマウンテンバイクだと今更ながら分かった。

昨年末には牧野でのMTBイベントの可能性についてMTBの選手であり、サイクルスポーツの運営やコーディネートを手掛けられるミッチーさんこと延岡の三井寿展さんに町古閑牧野を視察してもらっていた。広大な町古閑牧野だが、現在も観光的な利用が多い電動アシストマウンテンバイク(E-MTB)による牧野ライドだけでなく、定期的に開催する阿蘇満喫ライドのMTB版やイベントの開催によって、自分のMTBを持っている愛好家の方や、これからMTBを始めようと思っている初心者の方にも、阿蘇の牧野がリピートしたいフィールドになっていけばと道の駅阿蘇では考えている。マウンテンバイクで走る牧野ライドは、変化のあるコースと雄大な景観のセットにより非日常的体験が濃い。特にウィンターシーズンも楽しめるMTBは、閑散となる阿蘇地域の冬季対策にもいいのではないだろうか。

スパークルおおいたレーシングチームの新たな試みとなるプロサイクリングチームがガイドする「阿蘇くじゅうサイクルツアー」のファムツアーに参加してきた。
コースとなるのは由布院で当日は厳しい寒さのため欠席者も多かったが黒枝監督がサポートカーを担当し、黒枝咲哉選手とメカニックのフクベ君のガイドによりサイクリストが好みそうなスポットを訪ねるツアーだった。
ツアーコースは由布院から狭霧台、由布展望所から塚原高原へ行き、ツール・ド・九州のコースの一部を走り、由布院へ戻って来るコースで、由布院の街並みの人が少ないところから少し外れた由布院を散策するプランになる。午後からスタートしたファムツアーでは検討中の特別なランチを提供する「榎屋茶屋」は外されたが、こちらもスパークルお気に入りのスポットのようだ。

ツアーが始まる前に由布院の店が並ぶ街中を走ってみた。予想通り外国人観光客が多くてサイクリングは無理そうだったが、そこはスパークルのコースには入っていなかった。

集合場所の由布院駅に行くと、スパークルが所有するオルベアのE-Bike(電動アシスト付きグラベルバイク)が用意されており、初心者でも簡単な操作で快適なライドをすることができそうだった。

電動のグラベルバイクは初めだったが、見かけも走行感も普通のグラベルバイクで電動であることを忘れてしまうようだった。電動バイクの恩恵は、咲哉選手の後ろ付いて狭霧台へ上っていると、彼がダンシングを始めてやっと上りだと分かるほどモーター音も聞こえず楽に走っていたことだ。重量も重めのグラベルバイク程度で参加者が誰一人遅れることなくグループになったまま狭霧台まで走ることができた。価格は80万円とのことだったがその価値は十分にあると確信するものだった。

長い上り坂だったが、やや本気目の咲哉選手の後ろにピッタリと付いて行ける夢のような体験は、このツアーのウリに違いないと感じた。

脇道の展望スポットまでは、一段と勾配が高くなったが息が乱れることなく、アシストいっぱいの24kmのスピードで到着した。

こんなところでも選手がコーヒーを淹れてくれて感動した。


立ち寄りスポットのオニパンで安くて美味しいパンで一息


オニパンのお母さんとの会話もこのようなツアーでは大切

由布岳東登山道入口へ行く道に入ると雪景色になった。

登山道入口までは何とか子供用にはしゃぎながら雪道を楽しんだがこの先は無理、すると手早くバイクをサポートカーに入れて、私たちもツアーの取材用のタクシーに乗るようにいわれた。このような日は山間部を避けるはずだが、サポートカーとタクシーでの回収を想定されてのサプライズ企画のようだった。

コースの立ち寄り処になっていて、スパークルのよき理解者が代表の「ある風景」という「山荘わらび野」が運営する素敵な古民家のカフェでツアーの感想を話したあと、姉妹店のカヌレ専門店「CARANDONEL」から由布院駅にゴールした。
今回のツアーの販売は旅行会社になり、ショートコース19km、ミドルコース25km、ロングコース50kmが設定されている。コースとなる由布院は、外国人目線になると「東の軽井沢、西の由布院」と呼ばれるほど人気観光地で阿蘇には欠かせない隣接観光地になる。
超多忙なGM兼監督の黒枝美樹さんは常に前向きで、阿蘇くじゅう国立公園とやまなみハイウェイの大分県・熊本県の地域密着型チームとして沿線の瀬の本でサイクルイベントも多く開催されている。今年になって株式会社プレナスとスポンサー契約を締結され、「ほっともっと」および「やよい軒」が活動をサポートすることになった。この新たなパートナーシップにより、地域スポーツの発展とともに、国内外のレースシーンで更なる活躍を目指されることだろう。

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