コルナゴ部長こと中尾公一さんから最新レポートが届きました。
4月6日(日)に開催した阿蘇満喫ライドは高森町の「サクラミチライドと満開の観音桜」ということで、道の駅阿蘇を9時に出発され春風を感じながらのライドを満喫されたようです♪ご覧ください。
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サイクリングで楽しめる阿蘇の花見ライドを開催した。
お祭り騒ぎの一心行の桜や、人混みのなか押し歩きの門前町・阿蘇神社の桜は、自転車乗りがグループで行くには邪魔になりそうだし、自転車を置く場所にも気を使う。そこで選んだのは、一本桜は牧野の中に立つ南阿蘇の観音桜と、根子岳を背景に1.5kmの防災道路にしだれ桜が並ぶ高森のサクラミチだ。
参加されたのは、熊本から2名、福岡から1名、大分から2名、鹿児島から1名といういつもながら遠くから有難いことだ。
コースは野焼きのあとの箱石峠から、組合員が1人となった小倉原牧野にある展望所経由で高森町へ降り、南阿蘇村の観音桜のあと高森町のサクラミチを走りながら、しだれ桜を鑑賞して日ノ尾峠を越えゴールする予定。ところが前日にサクラミチに行った自転車仲間の情報によると、開花がかなり遅れてまだつぼみだったという・・・でも日ノ尾峠を久し振りなので予定通りのコースにした。
ミユキさんの案内で途中ちょっと寄り道
野焼きの後だから見ることができる奇岩と、
45度の急勾配の謎の階段だ。
ビンディングシューズでは無理なので階段の上に何があるのかは次回確認したい。
車が少なく景観が素晴らしい箱石峠は、今年のツール・ド・九州ではコースに採用されないようだ。理由は多分、宮地の街中を通ることと、国道57号線、豊肥本線を横断しなくてはならないから。最も阿蘇らしくアピール度が高い自転車に似合う峠道なので残念。
ここはバイクカメラで
放牧の牛もいるし、
選手たちが集団で上る光景も絵になるだろう。
空撮の高岳と根子岳の箱石峠のセットは、かなりの迫力を伝えられそう。ツール・ド・フランスのコースによく使われるラルプ・デュエズを走った人が、箱石峠はラルプデュエズの裏側に似ているとか、そんな峠道だが残念。
265号の大戸ノ口から218号、212号へ。矢津田御霊神社の横の小倉原牧野に行く道に工事中の看板。展望所までは行けるが、その先を法面工事しているので通行止め・・・ここまで来たのに大戸ノ口まで10km戻る気になれない。みんなに見せたかった展望所までは4km、その先の牧野の道も走って欲しかった。行ってみてその先通れたらラッキーだが、引き返すことを考えると212号をそのまま高森峠に行くことにした。
高森千本桜への道は片側通行のため上からは通れず265号で高森駅前に到着。昼食はホルモン食堂と向かいのラーメン屋に分散して食べようかと思っていたが、ちょうど昼時で満員だったので、道の駅あそ望の郷くぎのに行くことにした。
途中、南阿蘇の桜は満開で、のどかな花見ライドの雰囲気になってきた。
両併地区にある村の鎮守、中郷天満宮もいい感じ。
自転車仲間との遭遇のサプライズもあった。
観音桜到着、
牧野の入口から野焼きの後の道を進むと、
見事な満開!
牧野(草原)の中の一本桜、観音桜は近くに馬頭観音が祀ってありそこが名の由縁。ここは訪れる人が少ないし、自転車置き場も地元の方が安全なところを教えてくれる。何より阿蘇山バックというのが素晴らしい自転車乗りにおすすめのスポットだ。
ここから日ノ尾峠に行かないで平坦ルートで帰る組みと分かれた。
ソフトなグラベルを経由してサクラミチを目指した。
走り始めてまもなく私の後輪がパンク、マクハル加工のタイヤなのでホイールを外さずにパンク修理できるのが便利だ。パンク箇所を見つけて、そこにニードルに挟んだゴムパッチを差し込んだら完了。ただ、「パンク箇所を見つける」のがやっかいで、ある程度タイヤに空気を入れ、水を掛けて探すことになるが、私の場合老眼鏡がないと手こずる。今回は井上君にやってもらい短時間で修理することができた。
4kmほど走っていたら再び同じところから空気が漏れ出していた。よく見ると修理したところは斜めに裂けていたのだ。これはマクハルでは直せなさそうなので携帯用のTPUチューブを入れることにした。ただ私のタイヤは物凄く装着がたいへんで、緑川の試走をしている際に同じように裂けてチューブを入れる際に体力の限界の限界でやっとタイヤを入れることが出来た。今回も井上君が力を振り絞ってのタイヤ装着だった。
その頃、平坦ルート組みは長陽駅にいた。
南阿蘇鉄道のサニー号トレインに遭遇、そのあとItaliasso(イタリアッソ)でお茶して帰られたようだ。
サクラミチ到着、例年よりかなり遅れており、しだれ桜は一輪の花もなかった。それでも奥の方にはソメイヨシノだろうか花をつけている桜があり、けっこうな花見客を見かけた。
ほとんど車は通らない防災道路の両側のしだれ桜を見ながら、根子岳に向かって進む1.5kmのサイクリングは次回の楽しみとしよう。
サクラミチの先にある鍋の平キャンプ場の横に牛止め用のゲートがあり日ノ尾林道が始まる。進んで行くとすぐに放牧の牛が道に寝そべっていたりする。そこを静かに通るわけだが、久し振りなのでちょっと不安だった。でもここの牛はおとなしく、向かってきたり追いかけてきたことは一度もない。しかし、写真は自転車を降りて、牛ににらまれながら向かい合って撮る勇気はなく通り過ぎて撮った。以前、井上君が赤水線から入った南阿蘇で放牧の牛に追われた話もあることだし。
600m進むと2番目の牛止めゲート がありここから2kmの上りが続く。
2.6km・+214m、日ノ尾峠到着、道路工事の小倉原牧野迂回と、私の2度のパンクのせいで1時間遅れてしまった。
久し振りの日ノ峠はいい道だった。景色は広葉樹に閉ざされているが、薄暗く苔むしたスギやヒノキに囲まれた道とは大違いで明るく爽やかな風が通る。阿蘇谷への下りは暗いところがあるので、フロント、リアライトとも全灯のダウンヒルとなる。
峠道の最後で何と今度はリム打ちパンク!
段差をジャンプしてかわそうとした際に、その先の段差に着地してしまった。1日3回のパンクは自転車始めて18年だが初めての経験、軽量タイヤに変えてからパンクが増えたのでもとに戻すことにした。道の駅阿蘇まであと4kmなのでミユキさんに迎えに来てもらうことにしてみなさんを見送った。
鹿児島からお越しの福崎さんは久し振りだったが、落車されて骨折し5ヵ月間自転車から離れられていたそうだ。こういう話を聞くと無理は禁物と肝に銘じたいところだが、そんな漠然としたものではなく、そもそも事故原因の大多数が「運」だと思うので、事故に遭わないための乗り手対策として、安全運転の基本を守り経験値を高めていくことだろう。
今回、クリンチャーでの下りのパンクは、一気に空気がなくなりヒヤッとした。また、強くブレーキをかけなくてはならず、後続の方にかなり危険を及ぼしたことだろう。私の場合マクハルには老眼鏡が必須なので、チューブレスレディにシーラントの組み合わせでしばらく試してみようと思っている。
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