日本でもTOPクラスのお米の生産地と言われる山形県。近年では芸能人御用達の山形県産「つや姫」でも大変有名となっております。
2019年ここ山形県庄内町で開催されたのが「第13回 あなたが選ぶ日本一おいしい米コンテスト」です。
同コンテストは、日本全国から有能な米農家のお米が集まって美味しさを競う大会となっており、お米の品種別の作付け割合上位20品種が対象となる「メジャー部門」(200点)と、それ以外の品種による「プレミアム部門」(200点)、「高校生部門」(64点)の3部門、計464点が出品されました。
決勝トーナメントに残るのは大変難しく、まさに「虎の穴」!と呼ぶにふさわしい大会なのです。
そんな中、「プレミアム部門」の決勝トーナメント(15名)の中に阿蘇の生産者2名が選出されました。
「アグリテック保久土」中山北斗さんと「明徳農場」の小柳英隆さん。
東北地方の米関係者も大変驚かれたようで、「南国九州でも美味しいお米がとれるんだ!」と感心されたそうですよ。(@_@;)
また、この大会の選出方法が実におもしろいんです。
予選では、全国の「ごはん愛好家」約460名がご自宅で炊飯し、実食審査。5点満点で採点していきます。
決勝では、お米の専門家が実食し、勝ち残り方式です。
つまり、予選から決勝まで、お米を食味機械で計測するのではなく、人が食べて選ばれるという、大変手間と時間がかかった熱い大会なのです。
結果は、中山さんは「優秀金賞」、明徳さんは「優良金賞」でした。
■アグリテック保久土 中山北斗さん「ぴかまる」【優秀金賞】
独自の農法「スパルタ自然農法」で育てたお米はみずみずしく優しい甘みが特徴。農薬は使わず米ぬかと稲わらだけで育て上げています。
北斗さん(右)と師匠である父・美智也さん(左)
■明徳農場 小柳英隆さん「ミルキークイーン」【優良金賞】
一粒一粒がきわだっていてかみ応えがあり、甘みと旨味がしっかり感じられるのが特徴。冷めても硬くなりにくいのでお弁当にもぴったり。
ちなみに、高校生部門では、阿蘇市の阿蘇中央高等学校 農業食品科の皆さんが、「最優秀金賞」を獲得する快挙を成し遂げました。
今、全国の米関係者が阿蘇のお米に注目し始めています。
2020年の大会も楽しみですね。
それでは全国のごはん愛好家の皆様、今後とも阿蘇の米農家たちにご注目くださいね~。
中山北斗さんと小柳英隆さんのお米は、道の駅阿蘇実店舗および「道の駅阿蘇ネットショップ」で販売中です。
※中山北斗さんの新米出荷は11月を予定しております。現在予約注文受付中です!
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