あか牛にカンゲキの宿 あそ兵衛~おすすめしたいJR豊肥本線沿線のお店・お宿~

 『あそ兵衛』の玄関をくぐるとロビーでまず出迎えてくれるのは、阿蘇のジオラマ。阿蘇五岳を中心に周辺の地形が立体的に再現してあります。その中にはもちろんあそ兵衛の姿も。旅のワクワク感が盛り上がる、遊び心のある演出です。

 このロビーは、夕食後には宿泊者が利用できるバーへと様変わり。グラスを傾けながら旅の夜を楽しむ空間となります。
 ※新型コロナ対策のためバーは現在休止中

 本館の客室はデザイナーが設計した和洋室が7室。広さや造りはそれぞれ異なりますが、木とアースカラーを基調とした落ち着きのあるスタイリッシュな空間です。広めのトイレやタイル張りの洗面台など、女性が喜びそうな細やかな気配りが行き届いています。別館の和室はビジネス向け。素泊まりのみですが、リーズナブルに宿泊できます。

 お風呂は本館に4つ、別館に2つありどれも貸し切りで利用できます。本館のお風呂もデザイナーの設計で、「椿の湯」「もみじの湯」の2室は客室と同じく和風モダンな雰囲気に仕上がっています。また、ユニークな五右衛門風呂もあります。お湯は温泉ではありませんが、阿蘇のやわらかな水を湧かしており肌にしっとり馴染みます。滞在中は何度でも自由に入れますので、全室制覇に挑戦してみたいですね。

 あそ兵衛の宿泊で一番の楽しみといえば料理。メインはあか牛の焼肉で5種食べ比べプランなら、ヒレ、サーロイン、ロース、カルビ、ウデと異なる部位を味わうことができます。あか牛といえば「赤身が美味い」とよく言われますが、その本当の意味を感じられるセレクトです。部位ごとの違いを堪能して、あか牛の美味しさを味わい尽くしてください。1人前200gとボリュームも大満足。ブランド肉として人気の高い、あか牛の稀少部位を手頃な価格で提供できるのは、枝肉で仕入れ宿の厨房でカットしているから。あか牛料理専門の宿として長く知られる、あそ兵衛ならではの強みです。

 メイン以外の前菜やだご汁にもあか牛を使っており、文字通りあか牛づくしのラインナップ。また、野菜ソムリエの資格を持つ奥さんが選んだ、新鮮野菜のバーニャカウダも美味しいと評判です。

 さらに朝食でもあか牛を味わうのがあそ兵衛流。あか牛とトマトを使った牛すき、ローストビーフが登場します。「朝からお肉は・・・」と思った人も心配ご無用。赤身肉なのでもたれることもなく、その上、契約農家から仕入れる阿蘇産コシヒカリが食欲を倍増してくれます。

 ご主人の関屋洋一郎さん。宿造りのベースとして考えるのは、自分が泊まった時に嬉しいと思えること。「自分が泊まりたいと思える宿じゃないと、お客様にも喜んでもらえないと思うんです。料理、価格、空間作り。お客様に笑顔になってもらえることを常に考えています」とのこと。そういえば、ここには宿にあって当たり前のリーフレットがありません。「いつもどこかしらに手を入れてますから。印刷してもすぐに変わるからから追いつかないんですよ(笑)」。
 常に進化し続ける宿。何度泊まっても新しい発見に出合えそうです。

 

【基本情報】
 住所:熊本県阿蘇市乙姫1952-18
 電話番号:0967-32-0381
 料金:1泊2食/11500円~※シーズンや利用人数により異なる

 

■あか牛にカンゲキのお宿 あそ兵衛

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