みなさまこんにちは！道の駅阿蘇のAyakaです。
今日から2月。まだまだ寒い日が続きますので、みなさまどうぞ風邪などひかれないようになさってください。
さて、先月より熊本県立阿蘇中央高校の学生による「あか牛プロデュース」の取り組みが始まりました！！
今日は地元高校生の頑張っている姿をお伝えしたいと思います！
毎年、春に新作が登場する道の駅阿蘇「あか牛プロデュース弁当」。
昨年4月は、「あか牛マグマ肉巻きお弁当」と「あか牛あぶり寿司」の2種類が登場しました。
あかうしマグマ肉巻きお弁当
あか牛あぶり寿司
販売開始当日は、高校生も販売所に来てくれて一緒にPRして、大盛況でした。
この「あか牛プロデュース弁当」の取り組みは、平成25年より、道の駅阿蘇と阿蘇中央高校、そして、道の駅阿蘇にお弁当など商品を出されている出展者さん方と連携して行っている事業です。
毎年2年生が課外授業で取り組んでいます。
今回は先生のご厚意で1月25日(金)に行われた授業にお邪魔させて頂きました。
10：50から始まる図書館での授業…39名の学生が「あか牛プロデュース」の授業に取り組んでいます。
聞くところによると、冬休みの宿題でこのクラスの学生たちは各々あか牛を使ったレシピを考えてきているとのこと。
今日は、4～5名の班に分かれ、自分たちが考えたレシピを元に各班で1～2つのレシピを作るのだそうです。
阿蘇中央高校は、普通科の他に食品科などもあるので、図書館には料理本なども豊富に揃っています。
(「オレンジページ」に「おにぎらずの本」…私も見て料理を勉強しなくては…。)
チャイムが鳴り、授業開始。
冒頭では、家庭科の酒井先生が、「あか牛プロデュース」の目的や過去に先輩たちがどんなレシピを考案したのか等について説明されました。
「あか牛プロデュース」の目的は、「世界農業遺産」にも認定された阿蘇の草原を維持するため。
なぜ、維持するのにあか牛なのか？
それは、草原であか牛を放牧することが、草原維持につながるからです。
昨今の健康ブームで、あか牛の消費量は増加しているようですが、地元では後継者不足などの理由から、畜産農家が減少し、将来的なあか牛の生産量減少も危ぶまれます。
そこで、阿蘇中央高校では、「あか牛プロデュース」の授業を通じて、草原維持へつなげる取り組みを続けています。
そして、「あか牛プロデュース」のはというと、もちろん、「あか牛の消費拡大」！
なので、これから、学生たちは「美味しい」だけではなく、「長期的に売れる」料理を考えなくてはなりません。
「高いお肉を使った料理は美味しくなるのは当たり前。」
「長期的に売れる商品にするには、価格も考えなくてはいけません。」
「あか牛の食感、特徴を活かして、あか牛の良さを引き出す料理にしましょう。」
それから、「地産地消も推進したいので、他の食材もなるべく阿蘇産のものが好ましいです。」と酒井先生。
…本格的です。
これからどんなレシピが考案されるが非常に楽しみです。
そして、いよいよ班ごとにレシピ考案会議。
「え～マジどうしよ～」という声が出つつも、何だかんだ言ってまとまっていくのが、阿蘇中央高校生のすごいところ。
サンドイッチ、ボルシチ、ビビンバ…などバラエティに富んだものが出てくるみたいですよ！
なんと、学生の中には、「あか牛プロデュース」の取り組みがしたくて中央高校に入学した生徒もいるそうです。
道の駅阿蘇もしっかり応援していかなくては…
そうこうしているうちにチャイムが鳴り、授業終了。
次回は、2月に試作を作るそうです。
こうご期待！
それから、明日の12：30～ラジオ放送されるFMK「ゆっくりのんびりASO大陸」で、この授業の様子が紹介されます*。ヾ(｡>ｖ<｡)ﾉﾞ*。
番組の詳細はコチラ↓↓
radiko.jpでも聴けますので、ぜひ聴いて下さい♪
…本日も最後までご覧いただきありがとうございます。
実は、先日のブログでもお伝えしましたが、高校生があか牛を使ったレシピを考案し、生産加工業者が実際に商品化するという企画は、農水省からも高く評価され、「平成30年度地産地消等優良活動表彰事業」で「九州農政局長賞」を受賞しました！(詳細はコチラのブログにてご紹介しております。)
☆☆阿蘇アクセスルートのおススメはこちら！☆☆
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