こんにちは!道の駅阿蘇のVitz Ayakaです。
も~い~くつね~る~と~お正月♪
学校も冬休みに入った年の瀬。
お正月の予定はお決まりですか?
先日のブログで一般の方も参加できる極楽禅寺の除夜の鐘撞きについてご紹介させて頂きましたが、今日は初詣におススメの阿蘇市内の神社をご紹介します!
『日本書紀』にもその一部が描かれるように、阿蘇には健磐龍命(たけいわたつのみこと)を主人公とした神話、伝説が数多く残され、それにまつわる神社が数多く点在しています。
また、霊山として人々に崇められてきた阿蘇山は、僧侶や修験者の礼拝も盛んにおこなわれてきました。
今回は、そんな人々の崇拝する心を惹き続けてやまない、阿蘇の霊験あらたかな神社を特集します。
■①阿蘇神社
現在は楼門、拝殿の再建工事が行われています
社記では孝霊天皇9年(紀元前282年)の創建とされる2,300年の歴史を持つ肥後国一の宮。13座の神様が祀られ、その1座には神武天皇の孫神と伝えられる健磐龍命が鎮座します。
年間を通して行われる稲作の祭りには、春の卯の祭・田作祭、夏の御田祭、秋の田実祭などがあり、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
熊本地震で大きな被害を受けた楼門や拝殿は、懸命な復旧作業により、かつての宏壮な姿を徐々に取り戻しつつあります。
阿蘇神社権禰宜 内村 泰彰さん
「農耕の繁栄を祈る神様として、人々の篤い信仰を受けてきました。再建する阿蘇神社の今の姿をぜひご覧ください。」
阿蘇神社
住所:阿蘇市一の宮町宮地3083-1
駐車場:あり
■②赤水蛇石神社
神話によれば「巨岩の切れ目に1尺ほどの白蛇が居り、そこに不思議な霊験が現れ、人々が『蛇石さん』として崇拝し祀った」ことが信仰の起源とか。
現在、伝説の巨石前には蛇社が設けられ、ご神体である本物の蛇石をどなたでも無料で拝観することができます。特に、金運や宝くじ当選運にご利益が大きいとのこと。拝殿では舞い込んだ幸運に感謝するお礼の手紙が目に入ります。白蛇様の抜け殻が入ったお守りもあり、運気が高まりそうです。
赤水財産管理組合組長 日田 秀喜さん
「毎年8月1日には神事も行っています。自然に囲まれた静かな場所にありますので、ゆったりくつろぎながら、心を整えていかれる方も多いですね。」
赤水蛇石神社
住所:阿蘇市赤水1815
駐車場:あり
■③藤谷神社
古文書に「養老元年(717年)、阿蘇山に神が降臨し、里人が阿蘇山中の天狗岩に祀った」という記述があり、社殿はその後この地へ移され、祭神大山祇神(オオヤマツミノカミ)を天狗の神様として祀っています。
境内は鎮守の森に包まれ、しんと静謐です。どなたでも拝殿の中で拝礼でき、奉納されている天狗の絵やお面も拝観できます。
尚武の神として知られ、戦中は出兵の武運を祈り、毎日50人ほどの参拝者が訪れていたとか。
境内には安産を祈願する鬼子母神も祀られています。
竹原区長 荒木 喬さん
「地域の氏子たちで日々清掃、管理を行っています。新暦の6月1日にお祓い、旧暦の8月4日に地区中心部の公園でお祭りがあり、地域内外の人で賑わいます。」
藤谷神社
住所:阿蘇市竹原
駐車場:あり
■④加玖羅社
地域を守る氏神、火伏せの神として崇敬され「加玖羅さん」と呼ばれ親しまれています。
神殿には貴人姿の4体のご神体が鎮座。脳の健康、学業成就にご利益があるとされ、呆け防止を祈願する方も多いそうです。
10月のお祭りでは、14日に地区の辻に灯篭を灯して神様を迎える『夜渡祭り』、15日に地区の住民で食事をする『直会(なおらい)』が行われます。
加玖羅社総代 市原 徹之さん
「東黒川区地域の氏神様です。お祭りや毎月1日に行う清掃活動を通じて、地域の絆も強いです。10月14日の夜渡祭りでは、灯篭の明かりが美しいですよ。」
加玖羅社
住所:阿蘇市黒川263
駐車場:なし
■⑤国造神社
健磐龍命の第1子である速瓶玉命(ハヤミカタマノミコト)をはじめ、4神を祀る古社。境内には鯰社があり、阿蘇カルデラが湖だった時代を背景とする鯰崇拝の伝説が残ります。
夏の御田祭りなど、古代より続く農耕祭事は全国的に見ても貴重で、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
境内奥には速瓶玉命のお手植えとされる樹齢約2,000年の大杉の一部があり、平成3年の台風で倒れるまで、高さ約60m、幹囲12mを誇っていたというその大きさを間近で拝観できます。
国造神社宮司 宮川経幸さん
「阿蘇神社の北側に位置しているので「北宮」とも呼ばれています。阿蘇神社と同様の農耕祭事を行い、地域の信仰に根付いた古い歴史があります。」
国造神社
住所:阿蘇市一の宮町手野2110
駐車場:あり
■⑥霜宮
国の重要無形民俗文化財に指定される「火焚き神事」で有名。その昔、健磐龍命が的石という巨岩に向かって放った100本目の矢を蹴り返してしまったことで、命(ミコト)の逆鱗にふれた鬼八法師が命(ミコト)に追われて斬られた際、「阿蘇に霜を降らせる」と告げた伝説に基づき、59日間をかけて鬼八の霊を慰め、阿蘇に霜の害が起きないよう祈願します。毎年、地域から10歳前後の女子1人が「火焚き乙女」として選ばれ、火焚き殿で薪をくべ、火を灯し続ける神事です。
霜宮総代 森下今朝年さん
「「火焚き神事」は昔からずっと続いている神事です。上役犬原、下役犬原、竹原地区が持ち回りで役を務め、地域みんなで協力し合っています。」
霜宮
住所:阿蘇市役犬原
駐車場:あり(少)
■⑦内牧菅原神社
大宰府天満宮に鎮座する学業の神様として有名な菅原道真公を祭神として祀ります。内牧の守護神としてかつての内牧城に勧請され、慶長元年(1596年)にこの地に社殿を移築。境内には全国の菅原神社で見られる大宰府天満宮の御神梅(飛梅)も拝むことができます。また、樹齢500年という願掛けのタブの木や、家畜・牛馬の神様である阿蘇打越神社なども祀られています。
例祭日は10月の第2日曜日です。
内牧菅原神社宮司 前田政喜さん
「学業の神様として地域内外の方が参拝に来られます。神殿には約300年前の作という木製のご神体が祀られています。」
内牧菅原神社
住所:阿蘇市内牧416
駐車場:あり
ぜひご参拝くださいませ☆
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