コルナゴ部長こと中尾公一さんより、今年最初の記事が届きましたので、ご紹介します
https://www.youtube.com/watch?v=PFbJIV6DGyk
あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
先月、ななつ星が豊肥線滝水から豊後荻付近で空転するトラブルにより立ち往生し、阿蘇駅で修理を終えた機関車が客席と連結する場面にたまたま遭遇しました。ここで見た無事故を追求する整備士の指先確認が素晴らしいですね。サイクリングや旅行に出かけるときも、この指先確認でチェックする習慣を心掛けると、うっかりじゃ済まない忘れ物の防止になりますね。
あらためて自己紹介をします。前職を昨年5月で退職し、以降縁あって道の駅阿蘇のサイクルアドバイザーになりました中尾公一(61歳)です。月に2回阿蘇サイクリングを開催してWEBで紹介したり、阿蘇サイクルツーリズムの取り組みなどを記事にして楽しみながら過ごしています。それと、自転車を始めた時から阿蘇がホームコースだったので、阿蘇のいいところを走りたい方と一緒に走ることは趣味として続けています。
昨年、最後に走った愛知のフナハシ君のように、1名から多い時は20名以上のときもありますが、自転車仲間として走りますのでお気遣いは無用、連絡してもらって予定が空いていれば大丈夫です。
理由は? 信頼できる友達ができることです。自転車を始めて12年になりますが、コツコツと続けて今や自転車仲間は全国にいます。一度も会ったこともない知らない人と、その人はブログやフェイスブックでわたしのことは知っているんですがね、メールのやり取りだけで待ち合わせ場所で会う緊張感、これも好きです。自転車乗りは一緒に走ればすぐに友達になれるところがいいですね。
自転車の魅力は、練習を重ねることで早く走れるようになったり、いつの間にか長い距離も走れるようになります。自信がついてくると、集団走行もできるようになってサイクルイベントやレースにも出たり、ステップアップしていく自分に、「やればできる!」と、いう気分になれることも大きいです。家族でサイクリングもできますし、健康年齢まで楽しめるスポーツでもあります。極めつけは心を開いて手を広げれば自転車仲間ができることでしょう。いろんな異業種の人と出会う価値は何事にも代えられません。そして相互交流につながり、先方を訪ねることも楽しみです。これらがわたしの自転車に乗ってからの感想であり、自転車仲間は自分の財産、生涯の友人さえも何人もできましたから。
元旦の熊日新聞の一面は、熊本地震以降不通になっていたJR豊肥線の肥後大津から阿蘇駅間が、今年秋に復旧するという記事が大見出しで、阿蘇の方は通学の、生活の、仕事の、観光の目星がついたという何よりのお年玉だったと思います。しかしその反面、昨年12月25日には、すでに工事が進んでいた「阿蘇山ロープウェー」の工事を中止し、再建を断念するという衝撃を与えたニュースが発表されました。
再建後も火山活動の影響で安全な運営が困難と判断された現実は、阿蘇にこれから行こうという人にどう映るのか、もし小さな噴火でもあればどのように報道されるのでしょうか。それを考えると、道の駅阿蘇から発信する阿蘇サイクリングを案内する立場としては、今後は火口をロープウェーや車や歩いて見に行くのが阿蘇観光ではなく、火口から3kmと近いながらも避難する建物がある草千里や、パノラマライン・ミルクロードなど、「遠くから噴煙を上げる雄大な阿蘇を眺める」というイメージにシフトしていくべきと考えます。わたしも過去、阿蘇観光の末端に従事していましたので、噴火の度に観光客が遠のき、どのような声を上げても無策とならざるを得ない状況はもうこりごりです。
もうひとつ「遠くから眺める阿蘇」にシフトする根拠があります。自転車情報サイト「Cyclist」にわたしのレポート「火口に近づける活火山を間近で見るサイクリング」が2019年8月4日に紹介されました。 それを見て8月9日投稿のフェイスブックに、自転車仲間でわたしの阿蘇サイクルツーリズム活動をサポートしてもらっている方の一人から意見をもらいました。それは熊本地震のあと阿蘇山地下のマグマが移動しているのが研究で明らかになり、噴火に対して予断を許さない状況であるということであり、「何キロ圏内の立ち入り規制」は人間が勝手に線を引いているだけで、その外側が絶対安全という「絶対」はあり得ないということでした。そのことから「いつ噴火してもおかしくない」とリスクを掲示し、自分の身は自分で守ることが大切とサイクリング参加者に確認するようになりました。書きたくはありませんが、噴火等により死人が出た時は誰も責任を取らず、「不運でした」となるのが通説のようです。
暮れに毎年頂戴する佐賀の自転車仲間より貴重な秋芽海苔が届きました。この有明海の幸は九州の誇るまぎれもない逸品ですが、肉や魚やフルーツなどに比べると、あまり目立たない地味な食材かも知れません。でも少し炙っておにぎりで食べると、その香りと味には目が覚めるような、まさに“感動”があります。
昨年、自転車仲間を通じてお茶の産地で有名な福岡県八女市星野村の老舗のお茶屋で、水出しの本玉露をペリエで割ってリーデルのグラスで飲む体験をしました。これはもはやお茶の域を超えた絶品に感動しましたが、それ以上に驚いたのは外国からお茶のバイヤーが買い付けに来ていたことです。お茶屋の主人はペットボトルのお茶が普及した日本に高級茶葉の需要はないと数年前から市場を海外にシフトし、ニューヨークやパリの高級レストランの食事の際に飲み物として採用され始めているとのことでした。このように少し斜めから見て対象を外国の方にすると大化け(ゼロが1つ、いや2つ付いて売れる)するかも知れません。自主退職、火口見学、伝統の品、いずれもピンチの時こそチャンスですよ。
年末は阿蘇の友人たちと、それと大学のときから毎年集まる友人たちと延々音楽の話をする忘年会を楽しみました。正月はどこにも行かずゆったり家族と過ごしました。我が家の年始は笑いに包まれそれはにぎやかでした。娘の子は1歳4か月になりました。息子嫁にも子供ができて7月には2人目の孫が誕生します。自分の子供の成長は、あわただしい仕事で見届けていない分、孫の成長にはじっくりと接することができています。日に日に成長といいますが、昨日はできなかったことが、今日はできるようになるんですからそれは驚きです。
父は96歳、痴呆があり残念ながら介護施設での正月でした。母は93歳、同居しています。しかし、二人とも元気でびっくりするほど健康ですが、脳は身体の健康に追い付けず老い続けています。健康とは身体と脳の両方のことであると親から最後の教育を受けていると思っています。
今年も挑戦していきたいと思っています。コルナゴ部長は道の駅阿蘇で阿蘇サイクルツーリズムの追求です。中尾公一さんはツール・ド・沖縄市民100km完走が今年も目標、ボランティア活動としてのサイクリングや、国内自転車旅、それに海外遠征にも行きたいと考えています。阿蘇ライドはもうしばらく今のまま開催しようと思っています。でも何かいいスタイルというか、気兼ねなく参加できて一緒に走れるようなことがあればそうしたいとも考えています。今月は19日(日)と26日(日)に走ろうと思っていますので時間のある方はご一緒しましょう。
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