皆さまこんにちは、マッキーです。
今年も、キレイな桜の花が眺められる季節となりました(*’ω’*)
阿蘇の桜の開花状況は、コチラをご覧ください。
阿蘇の山は現在、野焼きが済み、今だけしか見られない真っ黒な姿に変わっています。
野焼きは、千年の昔から阿蘇地域で行われている行事です。
阿蘇の草原は、道の駅阿蘇のサテライトにも認定されています。
「サテライト」とは、市民の皆様が「地域の宝」として守り続けている自然、景観・風景、歴史・文化のことで、現在94のサテライトが登録されています。
美しい草原が保たれているのも、毎年この時期に行う「野焼き」が継承されているからです。
このような活動を行っているのが、公益財団法人 阿蘇グリーンストックさんです。
先日、阿蘇グリーンストックさんの様々な活動に、感謝と敬意を評し、道の駅阿蘇から、ささやかではありますが50万円の寄付をさせていただきました。
(左)公益財団法人 阿蘇グリーンストック 山内 康二 副理事長
(右)道の駅阿蘇 山本 章夫 理事長
続きまして、阿蘇グリーンストック 山内康二副理事長より、当方 山本理事長へ感謝状を頂きました。
広大な地域に広がる阿蘇の草原。
この草原に火がつけられ、野焼きが始まります。
阿蘇の噴煙をバックに燃え広がる姿は、まさに勇壮そのものです。野焼き後、新芽が出て、阿蘇の草原は新緑の季節を迎えます。
緑の草原では、寒い冬の間牛舎に閉じ込められていた、牛や馬たちが嬉しそうに放牧されています。
放牧されている所は、各牧野組合の方々が管理をされているので、一般の方は立ち入ることが出来ません。
このような「牧野」に入りたい!!という方必見!!道の駅阿蘇の「草原トレイルウォーク」へご参加ください。普段立ち入ることの出来ない牧野へ、専門のガイドがご案内いたします。
また、8月の下旬~12月上旬にかけて、野焼き前の輪地切が始まります。
「輪地切り」は、野焼きの火が予定外の場所に燃え広がるのを防ぐための作業です。
阿蘇全域で総延長約530キロあり、そのうち人力で刈るのは350キロほど。防火帯が幅5~7メートルになるように生い茂った草を刈り取ります。あれだけ広大な草原に火が入るのに、山火事にならないのは、この「輪地切り」の作業のおかげなのですね!!
これらは、地元の牧野組合だけで行ってきましたが、畜産業の衰退、高齢化などの問題もあり、草原を維持する営みに携わる人が少なくなってきたことで、野焼きが行われなくなった牧野も増えてきており、結果として、草原も年々と縮小していってしまう現状があります。
そこで、阿蘇に住む人たちだけではなく、他の地域の方々も一緒になって、貴重な阿蘇の自然環境を後世に残すために設立されたのが公益財団法人阿蘇グリーンストックさんです
同じ草原を愛する者として、そして、これからも草原を利用する者として、阿蘇グリーンストックさんの活動に感謝をし、この度の寄付に至ったものです。
千年の昔から、先人たちより受け継いできた阿蘇の草原が、これから先も、末永く、後世に受け継がれますように・・・。
☆☆阿蘇アクセスルートのおススメはこちら!☆☆
*+†+*――*+†+*――*+†+*――*+†+*――*+†+*――
道路情報や店舗情報など道の駅阿蘇Facebook、道の駅阿蘇ホームページでもお知らせしておりますのでご活用下さい。
道の駅阿蘇(NPO法人ASO田園空間博物館)
TEL:0967-35-5077
阿蘇市内の地図はコチラから
あかうしのあくびvol.27 ⇦最新号が出ました!
道の駅阿蘇は、9時~18時まで営業中。
「道の駅阿蘇ネットショップ」で阿蘇の特産品絶賛販売中です!