火焚き神事始まる!!!

阿蘇の神話をご存知ですか?

阿蘇の神話で有名なのは、やはり健磐龍命(たけいわたつのみこと)ですよね。

この健磐龍命に関する神話はたーくさんありますが、中でも鬼八(きはち)というお供のお話しをご存知でしょうか?

健磐龍命は弓の達人で、毎日のように往生岳に登り、腰を降ろしてそこから的石へ矢を放っておりました。その矢を毎回的石まで取りに行って健磐龍命に渡していたのが鬼八です。鬼八はとても足が早かったのです。そんなある日、いつものように健磐龍命が矢を放ち、鬼八が取りに行く、そんなことを繰り返しているうちに鬼八はとうとう疲れてしまいます。健磐龍命が99本目の矢を放ちました。それを拾いに行った鬼八はもうどうにでもなれ!と思い、健磐龍命の矢を足で蹴り返したのです。それに腹を立てた健磐龍命は鬼八を殺してしまいました。

その後阿蘇では暑い夏でも霜が降り、農作物が出来なくなってしまいました。これを鬼八の怨霊のたたりだと考えた健磐龍命は役犬原(やくいんばる)という場所に霜神社を作り、そこに鬼八の首を祭られました。それからは年に1度、この地区の汚れのない少女が霜神社の火焚き殿にこもり、59日間ずーっと火を絶やさず焚き続けたそうです。これを火焚き神事といいます。現在では59日間ずっと少女が火焚き殿にこもることはないそうですが、地域の方々が交代で火の番をされるそうです!

その火焚き神事が!明日からいよいよ始まります!

明日、霜神社に行くと、神事を見ることができます!そして、今私が上に書いた伝説がきちんと本にされたものが置いてあるそうです!私、読ませてもらいましたが、「えー!あそこの地名ってここからきてるんだ!」とか、「あれってそう言う意味があったんだー!」って感じで結構びっくりすることがたくさん書いてあります!

ぜひぜひ明日、足を運ばれてみてはいかがでしょうか?阿蘇の歴史を肌で感じることができると思います♪霜神社までの道は当館でもご案内しておりますので、ぜひお立ち寄りください♪鬼八

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