こんにちは、だいぶ秋らしくなってきた阿蘇ですが、みなさまのお住まいの地域はどうでしょうか?
私は先日、初めて阿蘇五岳のうちのひとつ、杵島岳に登ってみましたので、その時の様子をお伝えしようと思います。
まず、私のデータから。
・40代前半女性、登山経験あまりなし。
・なぜか29歳の時、勢いで富士山は登った(笑)
・滝を見にいくとかの自然散策は好きでよく行っていた。
・ただしここ10年くらい子育てに追われあまり行っていない。(子3人)
・運動不足を日々感じている。
・今年の春頃、これもなぜか内牧の田子山を2歳の子を抱えて登るはめに
なり、途中で這いつくばるほど息が切れた!何とか登り切ったけど!
ということで、要はその辺にいるお母さんです。
さあ、みなさん、親近感が湧いてきましたか^^?
杵島岳、登山ガイドでは、初心者向け、難易度は☆ひとつ。
子どもと一緒に~とかあります。
ずいぶん余裕そうですが、実際どうなんでしょう。。。。
まあ、百聞は一見に如かず!参りましょうか^^
今回私のお供はこちらのマップ。
杵島岳トレッキングルート20190516
道の駅阿蘇でお渡ししている登山マップです。
他にも、烏帽子岳、高岳・中岳ルートなどあります。
草千里の駐車場に車を止めたら、一番奥のところに登山口があります。
一瞬閉まってるのかと思った~焦った~。車止めですね。
こちらの杵島岳コースは舗装をされていて、普通の運動靴でも歩けます。
ちなみに私は本格的な登山靴ではなく、トレッキングシューズでした。
曇り空で最初は少し肌寒い感じがしましたが、じき暑くなるでしょう!
歩き始めてすぐに最初の分岐。向こうに中岳火口が見えますが、
今は迷わず左です。
目的の杵島岳が見えています!
先ほど車で上がってきた道がすぐ近くにあります。
舗装された道を緩やかに登っていくと、右手に登山届を出すところが。
あまりの人気のなさにちょっと緊張しつつも、しばらく歩くと次の分岐に。こちらも杵島岳と書いたほうに左折。
ちょっと怖ろしげな注意看板もありました。はい、気を付けます。
さらにしばらく舗装された道路を進みます。まあまあ坂です。
左手にはすでに大津あたりが見渡せます。
旧阿蘇大橋の山の崩壊部分も見えました。
後ろを振り向くと草千里も下に!
すでに景色に感動(@_@)
いつの間にか結構のぼってるぅ!
と景色を楽しみながら登っていますと、、、
おお、ここからついに始まるのか( ゚д゚)
800段の石段とかいうのが。。。
一般的な山と違い、春には野焼きがされ、きれいな草原に包まれている
杵島岳。よくも悪くも?ゴールは常に見えています(;´∀`)
(その写真は撮ってなかった、めっちゃ何回も見上げたけど)
あそこまで登るのよね~(ゴクリ)結構あるよね~(ゴクリ)
初心者向けって書いてあったし、行けるはず、、と意を決し,
石段スタート~!!
縁石のような大きさで、結構一歩一歩が細かく、ややいらだつ歩幅~。
試しに一段飛ばしで行ってみたが、行けなくないけど150㎝のチビには
ちょっときつい~。
ということで、ちょこちょこ、よいしょ、よいしょと一段ずつ行ったり
飛ばしたりと、ペース取りづらいながらも上がっていきました。
とてもよかったこと、それは登りの途中でも振り返れば、
いつでも壮大な景色が目に入ること。
もうこんなに登ったんだーということが目に見えて、私すごーい、
と思いながら登れます^^
ただしょっちゅう振り返ってしまうのと、ちょこちょこよいしょの歩幅のせいで
あまり集中力は保てずでした(笑)
そして眼下の景色と違い、いつまでたっても同じに見える山頂とまっすぐ永遠に
続く階段!かなり息が上がってきました。
こういう階段ってどこで休憩したらいいのかわからなくなりません?
途中一度階段ではなく、また舗装の坂道に戻り(なんか急にのけぞる感覚になり一瞬怖かった)そしてまた石段、どっかで一度休みたいぞ、と思ったところに、みんなそこで休んでるらしき、芝生のスペースがあり、そこでお茶を飲み息を整えます。
ここでこの日お会いした唯一の人間の方?がちょうど降りてこられ、そちらを待って私はこれからまだまだ登りです!!
あと少しなはず。なぜか最後のほうになるにつれ、石段が幅がさらに細かくなり、
気ははやるのに全然進まん。。。!これはもうキツいけど一段飛ばしで行きます!
そしてついに、無事登頂!誰もいないのもあって
「はあ~着いた~~!」と思わず声が出ました^^
草千里から30分くらいでしたよ。
山頂からの眺めはこちら!!
中岳をこういう角度で見るのは初めて。かっこいい!
お隣の往生岳の向こうに見えるくじゅう連山と阿蘇市街。
最大限腰をひねって撮りましたので、どうぞご覧ください^^
ちゃんと私が行ったんだよ、の証拠。
しばし山頂で座ってゆっくりし、下山します。
本当はここから山頂部分を30分ほどで一周できるようなのですが、この日は一人だったこともあり、冒険はやめておきました。私の住むところからは阿蘇山の中でも杵島岳が一番近くに見えるのですが、お盆からの雨続きで、また山頂部から茶色の山肌が目立つようになっていたのが気になっていました。が、、近くで見てもやはり、この上の尾根はやめておこう。。。
守るものがある身ですし。さっきの看板見たし。
また次の機会に、と思います!
下山は、ゆっくりと草原を見ながら、ヒゴタイなど咲いているかなと、と探しましたが、残念ながら見つけられませんでした。かわりにところどころ、こちらの小さいながらもきれいな花が目を引きました♪
帰って調べてみたらサイヨウシャジャンという野草のようです^^
かわいいですね♪
下りはきれいな景色をずっと見ながら帰れます。
相変わらず石段の歩幅は歩きづらいですが、膝が笑うような感じはなく、
息もすっかり整いました。
石段が無理!と思った方、石段の登り始めくらいでもこの景色は望めます。
次はあの向かいの烏帽子岳にも挑戦してみたいな。
降りるのもったいない。。。と思いながら、分岐点まで戻りました。
まだ時間があるので、ここから中岳火口が近くに見えるところまでさらに足を延ばそうと思います!
が、長くなりますのでそちらは次回に回します。
杵島岳に登るのはちょっと、と思った方、次はそんなに勾配なく歩けるコースになります。
お楽しみに^^
~杵島岳登山に関しての感想、まとめ~
9月初旬のこの日は曇りで、汗はかきましたが、暑くて熱中症になりそう、とかいうことはなかったです。
虫が苦手な方でも大丈夫、遭遇率は低いです。
子供連れはどうかという点については、うちの長男、保育園年長児でも行けるだろうと思います。いや、むしろ私が心配するのは、母を置いていかないで!!ってとこでしょうか。
山頂部分はまあまあ広いですが、もちろん柵とかありませんし、やはり地震の影響かところどころ亀裂がありました。登頂直後、ぐったりかもしれませんが、小さいお子さんは気を付けてあげたほうがよさそうです。
初心者向け、とかハイキングというような記載もありますが、逆に素人からすると、ハイキングではないかな、これは(笑)
登るんだというつもりはしていったほうがいいでしょう。
少しだけ筋肉痛になりました。
ただ気分はすっきりでした!景色、最高でした。
大人も子供も密を避けての、コロナのストレス解消になるんじゃないかな?と思います^^
Kana
☆☆阿蘇アクセスルートのおススメはこちら!☆☆
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