みなさん、こんにちは！
今日の阿蘇は寒いです（笑）曇り空で小雨の１４℃。
温泉に入りたい。。。
おひさまが出ると暖かいんですけれどもね。
寒くなりましたが、そろそろ始まる紅葉が楽しみです。
さて、ご存知のように昨日１０月２０日、お昼前に阿蘇山が噴火し、しばらく午後２時くらいまで連続噴火をしていたようですが、その後は少し落ち着いて、今朝は白い水蒸気がモクモクといつもより少し多いかなというくらいでした。
阿蘇に住んでいらっしゃらない方には、火口ってどこにあるの？
火口のすぐ近く、カルデラ内に人が住んでるっていうけど大丈夫なの？
と思われるかもしれません。
私も何となく自分が住んでいるところの火口からの距離というのは、知っていたのですが、
今日は改めて、Googleマップとにらめっこしてみました。
まず、火口の近くから。
火口から約１ｋｍのところにあるのが、山上ターミナル、火口へ向かう有料道路のゲートがあるところです。先週の１０月１３日１７時過ぎに、噴火の兆候があるということで、噴火警戒レベル２となり、火口周辺約1kmの範囲が立ち入り禁止となり、有料ゲートから先は通行不可、火口見学はできなくなりました。
ニュースで登山中であったという方々は、この立ち入り規制の１ｋｍより外側にある登山道をご利用されていたのですね。
この規制がなければ、たくさんの方々が火口見学をされる昼間の噴火でしたので、大変なことになっていたと思います。この予測、そして規制が実行されていて本当に良かったです。
さて、昨日より噴火警戒レベルは３となり、火口から２kmの範囲が立ち入り規制となりました。
観光客が多く訪れる、火山博物館がある草千里ヶ浜は中岳火口から真西に３kmほどのところにあり、現在は、こちらの草千里までは行っていただくことができます。
ここから火口に向かう道には進めませんのでご注意ください。
昨日は北西の風で、火山灰は南東の方向、高森町の方向に多く降りました。
現在は白い水蒸気の噴煙ですが、黒っぽい噴煙は火山灰を多く含んでいます。今後小規模の噴火が続くときはこちらの、
気象庁が出している阿蘇山上空の風の予報で降灰のエリアを予想することができます。
またこちらでも降灰予報というものが見られます。これはあくまで仮に噴火が発生した場合にどこに灰が降るかという予想です。必ず火山灰が降るということではないので、ご注意ください。
さて、次にこちら、私たちがおります道の駅阿蘇、JR阿蘇駅があるエリアです。
火口から直線距離で６kmとなっています。
そしてこの写真が今朝、道の駅阿蘇の前から撮った写真です。
国道５７号線も写っていますね。
真ん中の煙突から出る煙のようなのが、阿蘇中岳の噴煙です。
きっと皆さんが昨日からテレビでご覧になった迫力ある映像とは、ちょっと違うかなと思います。
いつもなら、見た目重視で山の部分だけにトリミングしたりするところですが、今日はあえて、ありのままの道路も入れました。
これが実際の距離感です。
阿蘇神社は火口から８ｋｍです。もう少し離れています。
そして、宿泊施設なども多い内牧温泉エリアが１０ｋｍ。
大観峰が１３ｋｍです。
距離を言われても何となくピンと来ないという方も、いらっしゃるでしょう。
私もちょっと気になったので、桜島さんを調べさせていただきました。
鹿児島側の桜島行きのフェリー乗り場までがちょうど１０ｋｍでした！
何だか私自身も「あ、そうなんだ。」となりました。
現在、皆様が主に観光されるエリアについて、火口見学以外は通常通りしていただける状況です。私たち阿蘇市民もフツ～に生活させていただいております。
これから、温泉や食べ物、紅葉とまた違った阿蘇が楽しめる旅の季節です。
いつもよりちょっとだけ元気な阿蘇山を安全な距離から眺めに、どうぞ安心して阿蘇にお越しください♪
スタッフ一同、元気にお待ちいたしております＾＾
※阿蘇山は活きている活火山です。
状況は常に変わりますので、ご旅行の際には最新の情報をご自身でも把握されて、安全なご旅行をお楽しみくださいね。
Kana
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