みなさん、こんにちは^^ 先週は雨で寒かったですが、今週はお天気も良く暖かい日が続きそうですね^^
さて、行楽シーズンとあって、お客様が、「どこに行ったらいいかなー?」なんて、窓口にいらっしゃることも多い今日この頃です。
10月から「令和3年度観光庁既存観光拠点再生・高付加価値化推進事業」として実施されている、こちらの周遊バスも人気のようです。
観光列車、「九州横断特急」や、土日祝日運行の「あそぼーい!」で阿蘇駅に来られた方も午後はこのバスで、阿蘇神社、大観峰、内牧、と主だったところを回っていただくことができるのでとても便利です。そして、何とガイドさんも同行してくれるそうで、500円ってなんてお得!
3日前までの予約が必要ですが、皆様も良かったら阿蘇まで列車(電車じゃないんです、ディーゼルです!)の旅なんていかがですか?熊本方面からいらっしゃったら珍しいスイッチバックも体験できちゃいます!
。。。と、、、今日のポイントは実はそこではなくてですね、近頃は、この周遊バスに午後乗る予定だが、午前中時間があまって、どうしようか、というご相談を受けることが何度かありました。
まず、おすすめするのは、この周遊バスのコースには入っていない、草千里・火山博物館です。ただいま噴火警戒レベルは3ですが、草千里までは行って、水蒸気をモクモクと出している元気な阿蘇中岳を見ていただくことができます。周遊バスと同じ阿蘇駅前の産交バス乗り場から、10:40発 草千里 11:06着、そこで1時間ほど楽しんでいただいて、草千里 12:20発 阿蘇駅 12:48着です。 同じところから周遊バスが13:10発となりますので、ピッタリすぎる感じですね^^
(こちらのバスは現在、警戒レベル3のため、草千里阿蘇火山博物館前までです。)
。。。と、、、今日のポイントはここでもなくて(笑)草千里ももちろんおすすめなのですが、列車やバスに乗ることが多くなるなあ~と私も感じましたので、阿蘇駅周辺のお散歩、という選択肢もご紹介してみたいと思います。
まず阿蘇駅を出たら大きな道路に出ず、目の前に続く石畳のほうへ、どうぞ。その先で、往生岳が呼んでいます。呼ばれるままに進んでください。
足元を見ると、石畳です。
右手に夢の湯という温泉がありますが、ここの駐車場に坊中遺跡の看板が立っています。紅葉が綺麗です。
そのまま進むと国道57号線にぶつかります。しかしその先に明らかに続きであろう石畳が見えていますね。。。そして往生岳が呼んでいる。。。
そのまま突っ切りたいところですが、ここは現代の交通ルールに従って左手にある交差点の横断歩道を渡ってから戻ってきましょう。
再び石畳入り口、お地蔵様が並んでいます。
写真ではわかりにくいですが、ここでもまだ往生岳を見ながら先へと進みます。
趣のある塀など見ながらまた次の道路に突き当たりました。
ここに、何とも粋な看板が。。。右を見るとすぐ、また左に入る小径があります。
道の始まりにはこのように、、行者、修行僧さんのことですね。
行く手を見ると、右手に杉の木立が並んでいます、こちらもなんとも歴史のありそうな雰囲気。
そしてそして、、、見えてきました、西巌殿寺の階段!でも今日はちょっとその前に右に曲がって、樹齢400年のこちらの大木を見にいきます。
「長善坊の公孫樹」。大きいです!幹も太い。ここで400年、ずっと同じところに立って、変わるもの、変わらないもの、ずっと見てきたのでしょうね。木のベンチがおいてあり、地元の方もここで心ゆくまでおしゃべりされたりするのかな?そんな風景は昔と変わらずでしょうか。。。
ちょっと欲張って、もう少し足を延ばすなら、こちらの公孫樹の木を過ぎてまっすぐ進み、突き当りを左にそして右手を見ると、鳥居が見えてきます。
宇都神社という小さなお社ですが、こちらも時間がったら是非どうぞ。水神様を祀られています。
さてここからしばらく、無言で写真を投入したいと思いますので
どうぞご堪能ください。
いかがですか?苔むした石段のひっそりとしたかんじからの、この美しい紅葉。。。。
本堂は2001年の火事で焼けてなくなってしまい、↑このように敷石だけが残っています。
ここに来て私が思うことは、きっと坊中が栄えていたころ、修行僧の方が目にした景色も同じだったんだろうと。
ここからは道路や人家、現代の建造物はあまり見えず、木々の間から阿蘇の山々が見えていて、タイムスリップしたような不思議な気持ちにさせられます。
名残惜しい気持ちを抑えながら、草千里へ続くパノラマラインに面した門のほうへ降りてみました。
振り返れば、境内のイチョウはハラハラと散り始めていましたが、パノラマライン沿いのイチョウはまだ緑でした。
境内には他にも大きな檜や下には椎など、いろいろの木があり、まだこれからも違った表情を楽しめそうです。
阿蘇駅周辺で少し時間があったり、お宿のチェックインまで少しだけ空き時間があったら、どうぞ坊中エリアをのんびりお散歩してみてください。
こちらのエリアは奥深くて、私にもまだまだ未知の世界です。またもっと勉強して、皆さんと共有したいと思っています^^
Kana
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