みなさん、こんにちは! Kanaです。
2016年4月に発生した熊本地震で大きな被害を受けて断絶されていたJR豊肥本線は、2020年8月にふたたび開通しました。
私の家はちょうど列車が止まっていた区間にあるので、ひさしぶりに列車の音を聞いて嬉しく思ったあの日のことを今でもよく覚えています。
今年の夏には、南阿蘇鉄道の全線開通、冬には阿蘇神社の楼門も完成ということで、完全な復興に向けて今も阿蘇は頑張っています!
ここ数か月海外の方も大変多くなり、かつての賑わいが戻りつつあります。
阿蘇駅でも多くの海外の方が列車の到着や、バスを待っている姿をよく見かけます。
阿蘇カルデラの大きさは世界最大級とはいえども、実は日本一でもありません。阿蘇のカルデラ内には、人が住んでいる。これが阿蘇カルデラの大きな特徴です。
カルデラの中には水がたまり、カルデラ湖となるのが一般的ですが、阿蘇の場合は外輪山の一部が切れて深い谷になりそこから水が流れ出ています。立野峡谷と言われるこの谷を走っているのが、熊本と大分をつなぐ幹線道路、国道57号線と、JR豊肥本線です。
こちらは豊肥本線復活の時に列車の車窓から撮った写真。立野峡谷にかかる新阿蘇大橋はまだ開通前でした。
国道57号線と豊肥本線はこのあとカルデラの中に入り、北側のカルデラを東西に横切り、トンネルを通ってカルデラの東の外側である波野へと抜けていきます。
このJR豊肥本線はなんと、世界で唯一のカルデラ横断鉄道なんだそうですよ!
阿蘇カルデラ内の各駅には現在このようなかわいい横断幕や看板が各駅に貼られています。
まずは熊本方面からカルデラ内一番乗り「赤水駅」。
外輪山が近く、カルデラの中に入った!という感じがしますね。
そしてローカルな景色が素敵。駅が作られたきっかけにもなった「あそ路」さんがすぐ横にある「市ノ川駅」。
次は「内牧駅」。阿蘇山がよく見えるところです。
そして道の駅阿蘇のすぐ横の「阿蘇駅」。中岳火口や、市内の各所に向かうバスなどが出る交通の起点です。
そしてお隣の「いこいの村駅」。お天気がよければ、阿蘇山がとてもよく見えるところです!(この日は残念、、)
そして締めくくりは阿蘇神社への起点となるその名も「宮地駅」。
さあ、みなさん、お気づきですか?
一つずつ少しデザインが違っていて、右側のイラストはご当地のものになっているんです!
赤水駅は赤水温泉、市ノ川駅は駅名にもなっている市ノ川に営巣するシラサギ、内牧はカルデラでのアクティビティー、阿蘇駅は阿蘇五岳の登山、いこいの村はキャンプ場が近くにあるのでキャンプの絵、そして宮地駅はやはり阿蘇神社!
個人的には宮地駅の阿蘇神社がかっこいいかなあ~。このイラストにある重要文化財である楼門の復活もこの冬、もうすぐです!
カルデラ内のJRの駅をご利用になる際にはこんな看板にも是非注目してみてくださいね。
列車での旅は車で走るのとはまた違った車窓も楽しいです。
あるいは自転車なんかで各駅回ってみるのも楽しいかもしれません。
線路はアップダウンが少ないように作られているので、線路に近い道を探して自転車で走ると実は楽だし、列車が横を通り過ぎる時も楽しいですよ~。
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