コルナゴ部長こと中尾公一さんレポート「阿蘇と大分のガイドが迎えるシンガポールサイクルレポート」が届きました!
天気も良く、景色が最高です!海外からのお客様も大満足の阿蘇の旅となったようです。
大自然の素晴らしい景色と共にお楽しみください。
Oita Cycle tour Ring の藤野さんから大分での2日間のツアーレポートをしていただいたので紹介しましょう。
その前に長くなったなったのでシンガポールのみなさんの今回の行程の説明です。
5月20日(土) 福岡国際空港AM8時20分着 シンガポール航空
貸切バスとサイクルケースを運ぶ山内君のバンで迎え
5月21日(日) 瀬の本スタートサイクリング 担当中尾 サポートカー山内
5月22日(月) 瀬の本スタートサイクリング 担当中尾 サポートカー山内
5月23日(火) 瀬の本スタートサイクリング 担当中尾 サポートカー山内
5月24日(水) 由布院へ移動 サポートカー山内
5月25日(木) 由布院スタートサイクリング 担当Ring サポートカー山内
5月26日(金) 由布院スタートサイクリング 担当Ring サポートカー山内
5月27日(土) 福岡国際空港送り 貸切バスと山内君のバン
AM10時00分発 シンガポール航空
ではここから藤野さん(左端)と、スタッフで一眼レフで撮影された工藤さんの写真によるレポートです。
後半の2日間をOitaCycleTour Ringがシンガポールの皆さまをアテンドしました。
OitaCycleTour Ringは大分県国東半島、阿蘇・くじゅう国立公園内をメインにご要望に応じて県内各地をご案内しています。海外のサイクリストの団体さまは昨年秋のハワイからの団体さま以来で、うまくコミュニケーションが取れるか、今回のルートを楽しんで頂けるかなど少し不安もありましたが、2日間楽しんで頂けたみたいで本当に良かったです。
今回のオーダーは走りをメインに楽しみたいとの事だったので、普段Ringがご案内を得意としている脇道や林道、地域の埋もれたスポットを巡るようなルートは外して、走って気持ちの良い湯布院から臼杵市までのルート約110kmを考えました。5月25日(木)9時スタート予定でしたが、スタート前に色々とあり、9時30分過ぎにようやくスタート。スタート前の一枚。
湯布院は観光地のため街中は車や観光客が多いので、人通りや車の往来が少ない道を進みます。
湯布院の街中を抜け、国道210号線で大分市内を目指します。
交通量が多いので2グループに分かれて約40kmのダウンヒル。
後続グループを待つためコンビニでの小休憩を挟みます。
国道210号の大分市横瀬付近は道幅も狭く交通量も1番多い区間なので脇道に入り迂回しました。
大分市内へ入ると大分川CRに入り少しペースを緩めサドルトークをみなさん楽しまれていました。
大分川CRから国道10号を大野川方面へ
コンビニでの小休憩の様子。天気も晴れ間が出てきて気温も上がってきたのでアイスクリームタイム。
皆さんアイスクリームが大好きみたいです。
大野川沿いのリバーサイドロードを走り大野川河口を目指します。海からの強風にグループ内でローテーションしながら進みます。
河口付近から県道22号線に入り佐賀関方面へ、ここも向かい風の強風でローテーションしながら進みます。
関アジ、関サバで有名な佐賀関のよしだ会館さんでランチタイム。海鮮料理など各々好きなランチを食べられていました。
食後は国道197号線を佐賀関半島方面へ。ここからは左手に海が広がっているので景色も堪能しながら走れます。
途中、佐賀関CRへ
距離は短いですが海沿いの気持ち良いルートです。
佐賀関半島からは佐賀関循環線でこの日1番のヒルクライム区間。約3kmで170m UP をみなさん楽しんで登られていました。
ピークを過ぎると眼下に広がる豊後水道の大パノラマ。
さらに進むと、今回のメインディッシュな区間へ。
海のすぐ側を走れるこのルートは県内外のサイクリストやバイカーさんにとても大人気のルートなんです。
臼杵市まで予定していましたが、中尾さん案内の阿蘇3日間での皆さんの脚の疲労具合や時間なども考慮して約90km地点の佐賀関漁港でゴールとなりました。
今回は南阿蘇のサイクルピットぐるり 山内さんが全行程をサポートカーで同行してくれており、パンクなどのトラブル対応や走行写真の撮影、疲れた方の回収、ゴール地点での自転車の積込みなど、万全のサポート体制だったのでシンガポールの皆さんや私達ガイドも安心安全に走ることが出来ました。ゴール地点も臨機応変に変更出来るのでライドの自由度もかなり高いと思いました。そしてゴール地点ではマイクロバスをチャーターしており湯布院まで人はバスで、自転車はサポートカーに積込み戻れるので通常の自転車でのワン ウェイは輪行などを行う必要があり少しハードルは高いですが、今回はその様な面でも万全の体制だったと思います。
5月26日(金)
2日目で最終日の今日は別府市内経由で別府湾沿いの日出町(ひじ)まで約50kmを予定していましたが、最終日と言う事もあり急遽、湯布院観光ライドに変更しました。由布岳展望所まで登るグループと湯布院の街中を散策するグループ2組に分かれました。
途中までは2グループ一緒に
いつ通ってもやまなみハイウェイは素晴らしい景色です。
狭霧台
もう少し登ります。
湯布院の街並み、由布岳を一望出来る由布岳展望所へ
眺望を楽しんだ後は登って来た道をダウンヒルして湯布院の街中へ。
湯布院の街中ではソフトクリームや蕎麦を食べて楽しみ、ここで私達は皆さんとお別れしました。
熊本 阿蘇の雄大なロケーションを楽しみ、大分 湯布院の温泉で疲れを癒し、佐賀関の海沿いを爽快に走るこのコースは九州の中、いや、日本の中でもかなり素晴らしいルートではないかと思います。
今回は阿蘇の中尾さん、山内さんと連携した熊本、大分両県での初の試みでもありました。阿蘇・くじゅう国立公園域内、近隣のエリアのポテンシャルの高さを改めて実感しました。今後、両県での連携をさらに深めて世界中のサイクリストのみなさんに走りに来ていただきたいと思います。
OitaCycleTour Ring ガイド 工藤さんのYouTubeチャンネルでも今回のツアーの様子を公開しています。ぜひご覧下さい!!
OitaCycleTour Ring 藤野
藤野さんのレポートいいですね。山だけでなく日本らしい海の風景の中を走られて最高の九州遠征になったことでしょう。由布院は活火山「由布岳」の麓に広がる温泉地で、「東の軽井沢、西の由布院」と称され、日本を代表する景観美と名旅館の存在がシンガポールのみなさんの阿蘇ライドとの組み合わせになったのでしょう。
さて、たいへん長くなりましたが今回のまとめです。2回目となる阿蘇と由布院を走りに来られたシンガポールのみなさんは阿蘇に4泊、由布院に3泊されました。阿蘇のツアーガイドは私が、由布院はOita Cycle tour Ringの藤野さんにお願いしました。サポートカーは南阿蘇のサイクルピットぐるりの山内君にメカニック兼カメラマンとして全日程を帯同してもらいました。
福岡国際空港の送迎及び、ワンウェイでゴールする贅沢なコースを可能したのは、阿蘇に近いバス会社の手配と、前輪だけ外し縦掛けで10台以上の自転車やバイクケースが運べる山内君の車があってのことです。一般的な観光客と違うにはこのロジスティクスがサイクリストにはとても重要になってきます。
今回の阿蘇と南阿蘇、大分のガイドが連携してもてなす阿蘇くじゅう国立公園域内を満喫する初の試みは、世界中のサイクリストに伝わるのではないかと実感しています。今後とも両県がさらに連携を深めて、自転車乗りらしい、風景に溶け込むような取り組みを提供していきたいと思っています。
最後にシンガポールのみなさんからメッセージが届きました。
「我々は中尾さんとすでに10年のお付き合いです。今回、山内さん、藤野さんとも輪が広がり喜んでおります。今後とも宜しくお願いします。」
そして6本の動画「Six15 Japan 2023」が届きましたのでご覧ください。
Six15 Japan 2023 Day1
Six15 Japan 2023 Day2
Six15 Japan 2023 Day3
Six15 Japan 2023 Day4
Six15 Japan 2023 Day5
Six15 Japan 2023 Day6
FLUCTUAT NEC MERGITUR
— 漂えど沈まず —
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