皆様こんにちは。夏は博物館めぐりしようか悩んでいる石田です。
今日は、あの加藤清正にゆかりがある伝説の公孫樹について紹介します。加藤清正といったら熊本を代表する「熊本城」を築城した武将。
調べていくうちに阿蘇と加藤清正が深い関わりがあることがわかりました。意外すぎる関係性とはなんだろうか探っていきましょう‼
昔、文禄・慶長の役に出ていた加藤清正は、苦戦を強いられた折、おびただしい矢が飛んできて清正軍を援護しました。
不思議に思った清正が矢を拾ってみるとそこには「阿蘇山長善坊」という、文字がありました。
その後、肥後に入った清正公は本当に長善坊があるかを確かめるため阿蘇に出向き、長善坊を見つけた清正公は長善坊の僧侶と会います。そこで長善坊が護摩を焚いているときに戦場で清正公が危機に陥っていることを神仏に知らされたこと、護摩炉に紙吹雪を吹き入れてそれを矢として朝鮮に飛ばしたことを聞きます。清正公はその霊威に驚き、豊臣秀吉の阿蘇山の三十六坊の復興を願い出、これを許されました。
そのとき清正公が乗っていた馬をつないだのがこのイチョウだとされています。
このように加藤清正が恩返しをするために阿蘇に訪れ、実際に馬をつないだ公孫樹。また一説によれば三十六坊の復興を願って植えたともいわれているので、色々な説も存在します。
戦国武将に無縁かと思っていた阿蘇。物語を調べてみると深い関わりがあったのだと感じました。
さらにどのような物語があるのか今後も探ってみたいと思います。
長善坊の公孫樹は道の駅阿蘇の近くにありますので、ぜひお越しの際はお立ち寄りください。
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