みなさま、こんにちは。Kanaです。
日中はまだまだ暑い日もありますが、私の気持ちの中では季節はすっかり秋です。
カルデラに広がる田んぼでは黄金色に染まった稲穂が重そうに垂れ下がり、早く刈ってよ~と言わんばかり(笑) 道の駅阿蘇では早くも新米が人気です♪
実りの秋と言えば、秋のお祭り!
夏のお祭りも楽しいですが、秋の実りに感謝する秋のお祭りもいいですよね。
9月25日(月)に阿蘇神社で行われる「田実祭(たのみさい)」。
そして10月7日(土)は道の駅波野「神楽苑」での神楽フェスティバルを過去のお写真などとともに、ご紹介します。
道の駅阿蘇の本館東側にある大型のトイレがある施設の一角には、情報コーナーとしてポスターなどを掲示している壁面があります。
こちらで、秋!祭り!一際目を引く華やかな2枚のポスター!
まずは、9月25日(月)に行われる阿蘇神社の「田実祭」です。
3月の「田作祭」で今年の豊作を祈願し、7月の「御田祭」で神様に稲の生育状況を見ていただき、そして9月末に豊作を祝う「田実祭」で、今年一番の収穫米を神様にお供えするという、阿蘇の農耕祭事の大事な〆の部分ですね!
阿蘇はカルデラという盆地地形のため寒暖差が大きく、10月になると霜が降るほど寒くなることもあります。なので、寒く前に終わらせるということを聞いたこともありますが、阿蘇神社の「田実祭」は内容は新嘗祭と似ているのに、2か月も早いところが独特で面白いなあと、個人的には思いました。
さて「田実祭」の一番の見どころは、やはり全国でも珍しい横参道を駆け抜ける流鏑馬!
約150mほどの参道をきれいな衣装を着けた射手が3か所設けられた的を狙って全速力で駆け抜ける馬上から弓を射る様子は大変な迫力があります。
的が立ててある側から見るのか、的を狙う背中側から見るのかいつも悩ましいのですが、この冬に復旧完了予定の重要文化財である楼門も姿を現している今年は楼門をバックに駆け抜ける流鏑馬神事を見てみたいと思います。
日にちの決まっているものなので、今年は月曜日となりますが、ご都合のつかれる方は是非、阿蘇神社にご見学にいらしてみてください。
そして、こちらも楽しみな「神楽フェスティバル」!
4月から11月の第1日曜日には、阿蘇市波野の荻岳の麓にある荻神社に隣接した「中江神楽殿」にて神楽の奉納がされていますが、神無月となる10月だけは中江神楽殿ではなく、国道57号線沿いにある阿蘇市のもう一つの道の駅、道の駅波野「神楽苑」にて、「神楽フェスティバル」が行われます!
先日、9月の第1日曜日に、中江神楽殿での神楽を見に行ってまいりました。残暑の厳しい日で、標高の高い波野でも日差しが強く暑かったのですが、そんな暑さをものともせず、活き活きと舞い、そして奏でる神楽男子たちの力が素晴らしかったです。
伝統芸能に若い力がみなぎるのはいいですね!
3時間舞っても、舞い足りない、そんな雰囲気でした。
中江岩戸神楽のことを詳しくご紹介している昨年のこちらのブログも是非ご覧ください。
伝統の舞を継承するために~中江岩戸神楽殿~ | 道の駅 阿蘇 (aso-denku.jp)
さて、10月の神楽フェスティバルは他の地域からのゲストも迎え、なんと朝9時半から午後7時まで!全16演目、すごすぎる!祭りですね(笑)夜神楽ありとのことで、少し薄暗くなってからの神楽も見てみたいなあ~。
食欲の秋、スポーツの秋、色々と楽しめる阿蘇ですが、今日は秋の伝統的なお祭りのご案内でした。お見逃しのないように^^秋の阿蘇を満喫してくださいね~。
*+†+*――*+†+*――*+†+*――*+†+*――*+†+*――
道路情報や店舗情報など道の駅阿蘇Facebook、道の駅阿蘇ホームページでもお知らせしておりますのでご活用下さい。
道の駅阿蘇(NPO法人ASO田園空間博物館)
TEL:0967-35-5077
阿蘇市内の地図はコチラから
あかうしのあくびvol.35 ⇦最新号が出ました!
道の駅阿蘇は、9時~18時まで営業中。
「道の駅阿蘇ネットショップ」で阿蘇の特産品絶賛販売中です!
*+†+*――*+†+*――*+†+*――*+†+*――*+†+*――