コルナゴ部長こと中尾公一さん最新レポート「ツールド九州応援ライド 阿蘇ステージ試走」が届きました。
ツールド九州・阿蘇ステージまで残り2日となりました!
今回は、コースの試走レポートです♪
それではご覧ください^^
ツール・ド・九州応援ライドの最後となる阿蘇ステージ全コース試走ライドを開催した。
道の駅阿蘇をスタート&ゴールとするため、阿蘇ステージのスタート地点となる瀬の本レストハウスまでの30kmと、フィニッシュ地点の道の駅あそ望の郷くぎのからの30kmが長くなるが、久木野のケニーロード5周回は1周だけにして、距離124km・獲得標高2247mのコースを8名の参加者とサポーター5名で走ってきた。
通常ゴールする時間を16時に想定しており今回は距離や上りが多いので集合は通常より1時間早く8時にした。ところが阿蘇に着くと天気予報は晴れにも関わらず雨、阿蘇山も外輪山も霧により視界から消えていた。しばらく待機して9時に雨が止んだので1時間遅れでスタートし、予定していたコースの小嵐山の牧野道が雨で滑りやすい状況ならば路面のいい道を選んで瀬の本へ行くことにした。
3km先の役犬原ではまったく雨の降った様子はなかった。阿蘇らしいスポット的な天気の変化はよるあることだが、こうも違うのかと思いながらレインウエアーを脱いで身軽になった。コースは予定通り小嵐山を上って牧野道を繋いで瀬の本へ向かうことにした。
小嵐山の道、木落ロードは途中まで樹々に覆われ見通しが悪く、狭くて荒れた道なので上り専用としている。夏は涼しく、冬は風を妨げるので、年間通してミルクロードが走る北外輪山に行くには都合がいい。
上っているとシフターの電池切れでギアシフトができなくなった方がいた。すると参加者の中でボタン電池のCR2032を持っておられる方がいて、ブランケットのラバーをめくってすぐに交換され事なきをえた。わたしは持ち合わせがなかったが、これはツールボトルに備える必需品であり、電動化になると便利になるものの小さなボタン電池ひとつでサイクリングが終わってしまう。
天気も良くなって晴れ間も見え、ここからは爽やかな草原景観が楽しめる。
いい道だ。阿蘇ステージのコース試走だけではなく、サイクリングなのでこういう阿蘇らしい道が最初にあると気分がいい。
ミルクロードの下を抜けると県道40号を結ぶ草原の道になる。この道は阿蘇満喫ライドで何度も使っているが最も阿蘇らしい牧野の道で、広大な草原景観と放牧の牛を下り基調で眺めることができる。
瀬の本レストハウスに着くとスポーツカーのミーティングとバイクの爆音といういつもの休日の喧騒だった。トイレを済まし選手の気持ちになって早々にやまなみハイウェイをスタートした。
見通しのいいダウンヒルが続くこの道で選手たちは何キロくらいで下るのだろうと思いながら走った。
前回もお世話になった6km先の阿蘇の森の芝生広場を今回も昼食場所にした。
コギダス協議会から提供いただいた弁当は、道の駅阿蘇で販売されている愛犬と宿泊することができる「ぼくのお宿風の音」の「あか牛弁当」を道の駅阿蘇の東谷さんから選んでもらった。。あか牛のそぼろと焼肉が半分ずつ入った豪華版で凄く好評だった。飲み物はサントリー九州熊本工場から提供してもらった。
草原の中でのランチは最高に気分がいい。
昼食後はそれぞれのスピードでやまなみハイウェイを下り、城山展望所から難易度の高いダウンヒルのコーナー、JA阿蘇付近のスプリントポイントを選手の気分で走った。
阿蘇神社前の急カーブポイントは手軽に観戦ができるだろう。ここから57号を横断して豊肥本線の踏切を超え仙酔峡の道から信号を左折して265号に行く。
目指すは箱石峠
マイペースで上る。
箱石峠から右折して町古閑牧野展望所へ、ここからの観戦もいいかも知れない。265号を高森方面に下り農免道路へ右折し高速の長い下りとアップダウンのあと325号沿いのセブンイレブンでトイレと補給をおこなった。
325号を横断して39号の長い下りで道の駅あそ望の郷くぎのを目指す。
28号に出たら道の駅で坂が苦手な方数名は待機して、残りのメンバーでケニーロードの周回コースに行く。1周11.2km・獲得標高354mを5周回してのフィニッシュが阿蘇ステージのキモになる。南阿蘇村商工会久木野支所を左折すると厳しい3.5km・295mの上りになる。
ここまではまだ元気
上り始めて1.4km。
8日開催する観戦ライドはこの付近で見る予定だ。
ここからが一気に厳しい上りになる。
お洒落なカフェやギャラリーが点在する。
年の差一回り違うお2人と一緒に走るのもここが限界、先に行ってもらう。
14,15%の坂、渓谷のような景観になり、恐ヶ淵の橋を渡ると上りのコーナーの連続、厳しい、苦しい。
やっとケニーロードに合流地点に到着、これを5周回するなんて考えられない。
ここから下りの連続かと思いきや、アップダウンのおまけ付きだった。
あそ望の郷くぎので待機組と合流し、少しショートカットを入れて道の駅阿蘇を目指し17時20分ゴールした。距離は127km・獲得標高2103mだった。
スタート地点の瀬の本までの牧野の道は30kmとやや長いが、レースコースを走ることに加えて、阿蘇らしい道も楽しめる魅力あるサイクリングコースという走行感だった。
UCI認定国際ロードレース「ツール・ド・九州」は6日小倉城周辺のタイムトライアルレースを皮切りに、7日が福岡県縦断、8日が阿蘇の山岳、9日はオートポリスサーキットと日田市の周回の4日間のレースが九州の地で繰り広げられる。
阿蘇ステージの魅力に触れてもらうために7月から4回のツール・ド・九州を応援するライドを道の駅阿蘇が主催し、コギダス協議会とサントリー九州熊本工場の協力を得て開催、阿蘇サイクルツーリズムを発信する私たちサイクルガイドはトータル43名の参加者を案内した。今後は阿蘇ステージをこれまでの阿蘇サイクリングコースのひとつに加えて案内して行こうと思っている。
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道路情報や店舗情報など道の駅阿蘇Facebook、道の駅阿蘇ホームページでもお知らせしておりますのでご活用下さい。
道の駅阿蘇(NPO法人ASO田園空間博物館)
TEL:0967-35-5077
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