コルナゴ部長こと中尾公一さんレポート「やまなみハイウェイ清掃&応援ライド」が届きました。
清掃活動後は、阿蘇の大自然を走り抜けます!🚴🚴🚴
それではご覧ください‼
「やまなみハイウェイ清掃活動全体写真」
3回目のツール・ド・九州応援ライドを開催した。
今回は「やまなみハイウェイつながる・ひろがる」実行委員会主催の「やまなみハイウェイ一斉清掃活動」に参加して、そのあと周辺をサイクリングする「やまなみハイウェイ清掃&ツール・ド・九州応援ライド」を企画した。清掃活動の本来の目的は、国立公園の中にあるやまなみハイウェイの景観を守ることになるが、今回は10月8日開催のツール・ド・九州阿蘇ステージが、瀬の本レストハウスからやまなみハイウェイをスタートするため、自転車乗りの手でゴミのない美しい景観で選手のみなさんに走って欲しいと募集したところ23名のサイクリストが参加され、ガイドとサポーターの5名を合わせて28名で清掃活動を行った。
集合場所は瀬の本レストハウスから6キロ阿蘇寄りの阿蘇の森の芝生広場を借り、応援ライドの特典となるランチはこちらのホットドッグを用意した。(阿蘇の森はここの物産販売所と、道の駅阿蘇の近くに同じ名前のゲストハウスがあるが、オーナーは一緒の森さん。本業はとうもろこし農家さんで阿蘇の森さんだから阿蘇の森)
飲み物はサントリー九州熊本工場から提供頂いている。この日はサントリー九州熊本工場のお2人がサントリーの公式サイクルジャージで参加され、「会社の看板を背負うと緊張します!」と話されていた。サポートカーは阿蘇市役所から提供され、運転および写真撮影は観光課の宮岡さんが担当された。
ブリーフィングと自己紹介のあと、わたしと井上君、ミユキさん、下城さんの4人でみなさんを瀬の本の清掃活動の集合場所へ案内した。
清掃活動には200名の各種団体が参加された。
ツール・ド・九州ののぼりを掲げて開会式に参加。
開会式が終わると阿蘇の森に引き返し周辺の清掃活動を行った。瀬の本ではすでに半袖では肌寒く、ダウンヒル用にウィンドベストやウィンドブレーカーを羽織る人が多かった。
清掃活動は靴を履き替えて阿蘇の森周辺で行った。
景観が素晴らしいやまなみハイウェイを国内10チーム、海外8チームの150名前後の選手が駆け抜けるなんて凄すぎるし、アスタナも走るなんて信じられない。
やまなみハイウェイ沿いの放牧の牛のエサの時間だ。農家の方が洗面器を叩いて鳴らすと放牧されていた牛がどこからともなく集まってくる。ここは繁殖牛の放牧で全頭妊娠中だそう。草原の草だけでは足りない栄養を補給されるのだろう。
清掃活動が終わったら私たちもランチタイム
ドイツの味覚コンテストで金賞受賞のフランクと、とうもろころし農家の森さんの畑で採れたコーンの阿蘇の森ホットドッグ。
瀬の本の会場で配られていたぜんざいを森さんがこちらまで運んでもらった。
さて、いよいよサイクリングのスタート。
コースは阿蘇の森から池山水源に行き、牧野の道でヒゴタイ公園まで上って、今回是非とも走って欲しいグライダー滑空場のダウンヒルと、久住高原コテージ&オートビレッジのヒルクライムがメインとなる。その後は442号で久住ワイナリー、天空のプロムナード、ガンジー牧場のアイス、レゾネイトくじゅうの新しくできたグランピング施設を見学して、最後はやまなみハイウェイを選手の気分になって帰ってくる。いつものコースは距離80~100km、獲得標高1200~1500mだが今日は楽しい50kmのサイクリングだ
池山水源到着。
恒温13.5℃、毎分30tという豊富な湧水。一帯は樹木に囲まれ神秘的な雰囲気だ。
環境省の日本名水百選に選ばれた池山水源とサントリー天然水のジャージが似合う。
サントリービールは業界唯一の天然水で仕込まれており、工場は群馬、東京・武蔵野、京都、熊本・阿蘇の全国4カ所にある。熊本・阿蘇の九州熊本工場は、阿蘇山の麓になる上益城郡嘉島町にあり、ビール類に加え清涼飲料水も生産する業界初のハイブリッド工場だ。よってこの水がサントリーの商品に使われているといっても過言ではないだろう。
池山水源から森の中を上っていくとやがて勾配も緩くなり草原の景観が広がる。するとみなさん口々にジョークが飛び交い笑顔がもどってくる。この日は西日本新聞と地元テレビの取材があって、中央のカズミさんがインタビューを受けられていたのでその模様をどうぞ。
ヒゴタイ公園を過ぎると上りが終わり、高台からのいい景色を眺めて一旦442号に出る。
グライダー滑空場入口で全員揃うのを待つ。
最初はこんな感じのダウンヒル
久留米からお越しのサイクランドシライシさんご夫妻はいつも一緒に走られていた。
右側の農業倉庫を過ぎたここがベストアングル
ここをみなさんに見せたかった。
右の建物がグライダーの格納庫だがグライダーらしきものが見えている
行ってみると今日は整備の日とのこと、責任者の方に了解を頂き見学させてもらった。
グライダー好きの九大、北九大、福大、熊大など九州の大学の生徒さんが合同で整備されていた。学生さんの就職先はやはり航空機関連の企業が多いらしい。
下りの後は当然の上り、久住高原コテージ&オートビレッジの上りは、この2人に行ってもらった。
笑顔で上る2名に比べて、悲痛だな。
白石さんご夫妻はE-Bikeなので笑顔
442号に出てみなさんの雰囲気を見てここから先に行くことは止めて瀬の本レストハウスに戻ることにした。
最後はみなさん笑顔で良かった。
ツールド九州応援ライドも10月1日が最後になり、10月8日は阿蘇ステージを迎え観戦ツアーでフィナーレとなる。サポートのみなさんよろしくお願いします。
10月12日「ツールド九州応援ライド」は距離123km・獲得標高は2226m
みなさんの協力により無事に「やまなみハイウェイ清掃&ツール・ド・九州応援ライド」が終了した。道路のゴミ拾いを1回でもすると、これまで以上に道端のごみが自然と視野に入るようになってくる。車やバイク、自転車の人が道路にゴミを投げ捨てる背景には、“誰にも見られないなら問題ない”という考えがあるのかも知れない。そんな気持ちが湧く体験だった思う。
久留米のサイクルショップ「サイクランドシライシ」さんは、やまなみハイウェイ清掃&ツール・ド・九州応援ライドをショップライドとして、夜はゲストハウス阿蘇の森のBBQ、翌日は私が案内する牧野ライドという阿蘇遠征を企画され夜も大いに盛り上がった。やはり阿蘇を走ったあとは、阿蘇駅前の夢の湯で汗を流し、近くて快適なゲストハウス阿蘇の森でBBQ&宿泊が最高だろう。満腹になると、仕上げはBBQを提供する軽木さんがギターと持って参上、焚き火を囲んで星を見ながら演奏を楽しまれた。
翌日の西小園牧野を走る牧野ライドも天気に恵まれて最高の条件で楽しまれた。
せっかくの大人の休日なので清々しい朝は近くをのんびりサイクリングする人、頑張って日の出を見に行く人、何もしないでゆっくり過ごす人、よって牧野ライドは12時現地集合になった。
最初は草原景観を走った。
次は阿蘇谷を見下ろす外輪山の縁を走った。
最後はまったく景観の違う原生林の森に案内した。
草原コース、外輪山コース、原生林コースが西小園牧野の魅力になる。走る以外の楽しみとして、道の駅阿蘇で弁当を買って草原で食べるのは、おにぎりだけでも絶品の美味しさになる。この日の原生林の森もとてもいい雰囲気だったが、これからの紅葉の季節は、始まりから終わり、そして落ち葉の時まで楽しめる。
わたしは紅葉はもちろんその兆しも好きだ。その後の空を舞う黄色や赤色の葉も見事だし、落ち葉の絨毯を踏み締めながらゆっくりと走る晩秋のライドは誰しも感動の連続になる。一般的に紅葉の期間は短いが、立ち止まって見て、走りながら見て、風に揺れて、紅葉の吹雪を顔に受けて、落ち葉の絨毯の音を聞いて、早朝から夕暮れまで楽しめるここの笑顔の継続は、長い。
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