コルナゴ部長こと中尾公一さんから「フェアフィールド・バイ・マリオット熊本阿蘇オープン」レポートが届きました。
オープンしたばかりのフェアフィールド・バイ・マリオット熊本阿蘇。建設が始まった日から、オープンするのを楽しみにしていました。
お部屋の内装や、どのような景色が眺められるのか楽しみですね。
ご覧ください。
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道の駅阿蘇の前に93室のホテルが11月6日にオープンした。
ホテルの名は「フェアフィールド・バイ・マリオット熊本阿蘇」。積水ハウスとマリオット・インターナショナルが連携した地方創生事業として全国の道の駅の隣接地に、レストランを設けない宿泊特化型ホテルを建設するもので阿蘇は29番目の施設になる。
道の駅は道路利用者へのサービスから始まり、ここ数年は農業・観光・防災・文化などの地域の個性や魅力を発信する拠点としての役割に変化している。フェアフィールド・バイ・マリオットは、そのようなポテンシャルの道の駅を拠点とすることで、滞在型の観光需要を創出する新しい旅のスタイルを提案するという。
マリオット・インターナショナルは、アメリカに本部を置き世界各地で「マリオット」や「リッツ・カールトン」など様々なブランドのホテルの運営やフランチャイズを手がける多国籍企業であり、ヒルトンやハイアットなどと並ぶ世界的なホテルチェーン店だ。
また、マリオット・インターナショナルは貧困の緩和、環境保護、コミュニティの労働力の開発、児童福祉、世界的な多様性の受容というグローバルな5つの社会問題にも企業として取り組んでいる側面もあり、単なる外資系のホテルが阿蘇に進出したものではないように感じた。
オープン前の「フェアフィールド・バイ・マリオット熊本阿蘇」に試泊する機会があったので館内の紹介をしよう。阿蘇駅と道の駅阿蘇の前のロータリーに玄関へのアプローチがあり、5階建、客室数93室、タイプはスタンダードツインとスタンダードキングにバリアフリールームが1室で各定員2名、収容は186名、無料駐車場、ペット不可、敷地内禁煙、価格はネットではキング・ツインルームともシーズンや予約するタイミングで変動するが1室19360円(税込)からのようだ。
自転車預かり及び保管について館内に自転車を預かるスペースはない。持ち込む際には事前にフロントに確認後、輪行バッグに入れるか、ホイルカバー装着のみ客室持ち込みができる。(袋の貸し出しは5つとフロントの方から聞いた)詳しくは客室テレビの写真の「自転車持ち込みに関する利用規則で確認。
では館内について1階、玄関を入ると自動ドアの先にフロントがあり奥がラウンジ的な交流スペースなる。フェアフィールド・バイ・マリオットは館内にはレストランや宴会場を設けない宿泊特化型ホテルになり、道の駅阿蘇を含め地元での食事となる。手前が持ち込んだ弁当など飲食ができるスペース。朝食についてはフェアフィールド・バイ・マリオットが地域と協業して朝食ボックスの提供をしている。
その先がワーキングスペース。
一番奥に電子レンジ、シンク、コーヒーメーカ―(無料)などキッチンスペースとなる。
酒類やソフトドリンク、スナック菓子、カップ麺など必要最小限の売店スペース
コインランドリー(有料)と自動販売機のスペース
交流スペースの外のテラス席、芝生の庭にアプローチがあり案内された方によると「目の前が立ち寄り温泉の「夢の湯」なので温泉入浴ができます」と説明された。館内に大浴場がなく一般客室にもバスタブもないことからだろう。
試泊したのは4階の410号室
客室タイプはスタンダードキング、25㎡ながら広く感じる。
というのも床にあるのは化粧台とベッドとテーブルの脚だけで、冷蔵庫や金庫、電話やスタンドのテーブル、それにソファは30cmくらいの段の上にあるのでベッド廻りがとても広くなっていた。
金庫と冷蔵庫はドアが付いてすっきり
浴場にはハンディキャップルーム以外バスタブはなくシャワーのみ。ノズルは2つあり上に固定されたシャワーは心地よい。レインシャワーというらしい。
しぶきが飛び散らないシンクも快適
パナソニック製49インチTVは奥まってこれも部屋の広さに貢献、右の収納式の3枚引き戸で部屋をセパレートできる。以外に思ったのはシモンズマットレスの床からの高さだ。75cm程あり外国人に対応した宿泊施設といえば理解できるがそれにしても高い。
客室は大観峰側と阿蘇山側にあり試泊した410号は大観峰側、チェックインして窓からの景色を眺めていると列車が阿蘇駅に入ってきた。赤をベースにつばめのマークが入ったAROUND THE KYUSHU、「九州横断特急」だ。
薄っすら雲海が出た翌朝には、外輪山の左の少し出っ張ったところが大観峰、右の外輪山の先にくじゅう連山を背景に「クルーズトレイン ななつ星 in 九州」が到着した。
阿蘇駅にななつ星、北外輪山とくじゅう連山、景観を遮る建物がないので客室からの眺めは素晴らしい。
こちらは阿蘇山側の東端の501号室から見た阿蘇山。もしかしたらこの部屋が一番いい眺めかも知れない。
各フロアの東側は全面ガラスになっており5階から見た阿蘇駅、その先に道の駅阿蘇という初めて見る新鮮な眺めだ。鉄道駅と道の駅、そして外国人対応の宿が1カ所に集まった。
観光列車で阿蘇駅に来て、7か国語対応の道の駅阿蘇で観光情報を尋ねたり、阿蘇の美味しい食べ物を買って快適なホテルに滞在することが徒歩数分でできる。
「フェアフィールド・バイ・マリオット熊本阿蘇」に滞在する方には道の駅阿蘇が提供するアクティビティ体験はいかがだろう。
E-MTBライドならホテルから3キロ走れば草原景観が待っている。
パノラマラインから見る阿蘇山と眼下に広がる阿蘇谷、それに放牧の牛や馬に会える。
中岳火口まではホテルから15キロだがE-MTBだから疲れないし帰りのダウンヒルは最高に気持ちがいい。
ホテルから3キロの牧野ライドで行く本塚、厳しい上りもE-MTBなら安心。阿蘇谷の360度の眺めも想い出に残るだろう。
12月からは町古閑牧野も走れる。
ここは西小園牧野、草原景観と外輪山の縁をE-MTBで走る。
そして、西小園牧野の先の原生林の道は今からこんな紅葉が待っている。
見るだけの阿蘇観光だけではなく、トレッキングやトレイルラン、それにこのようなE-MTBライドという道の駅阿蘇のアクティビティメニューがあるので是非お勧めしたい。
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道路情報や店舗情報など道の駅阿蘇Facebook、道の駅阿蘇ホームページでもお知らせしておりますのでご活用下さい。
道の駅阿蘇(NPO法人ASO田園空間博物館)
TEL:0967-35-5077
阿蘇市内の地図はコチラから
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