皆様こんにちは。一気に冬が来たな―と感じる石田です。先日は阿蘇西地区のまち歩きin的石に参加してきました。まち歩きの途中に素敵な花を見つけました。それがこちら‼
なんとこちらの美しい花。名前はサザンカ。花言葉は「困難に打ち勝つ‼」美しい花に素敵な花言葉。しかし寒くなったこの季節に咲く花はなんだか落ち着きます。花言葉の通り寒さという困難に打ち勝つぞ‼
本日は、鬼八伝説にまつわるあのスポットと伝説についてご紹介します。
皆様、こちらの奥にある岩のようなものはなんだと思いますか?
こちらは、阿蘇の開拓神である健磐龍命が矢を射った的とされる磐であり、この伝説からこちらの磐は的石と呼ばれるようになりました。
こちらの的石には伝説が残っているのです。
むかし、阿蘇の開拓神である健磐龍命は家来の鬼八を連れて、往生岳の頂上から的石に向かって弓の練習をしていました。
鬼八は放たれた矢を取りに行っては、往生岳の命まで届けなければなりません。しかし、走りに走って鬼八が疲れ果て、拾った100本目の矢を足の指にはさんで投げ返しました。
大事な矢を足蹴りにされた命は怒り、鬼八を追いかけ、斬りつけます。しかし鬼八は必至に逃げましたが、とうとう南外輪山を越え、矢部町(現在の山都町)で追いつかれ、抑えこまれてしまいます。その時、鬼八が八回も屁を振ったので、それが矢部の地名の由来ともいわれています。命はあまりの臭さに辛抱しきれず、鬼八を放しましたが、もみ合いの末、再び鬼八を捕まえました。ところが不思議なことがあったんです。命が、鬼八の首や胴をバラバラに斬ってもまた元通りにつながってしまうのです…。困った命は、首や胴をバラバラにしてそれぞれ違うところに埋めました。最後に斬った鬼八の首は、天に舞い上がり命を睨んで「阿蘇谷に霜を降らし、この怨みを晴らしてやる」と言い残しました。
その後…阿蘇地方では、霜害や例外が相次ぐようになりました。
命は、鬼八の魂を鎮め、農作物を霜害から守るため、役犬原に「霜宮神社」を造り、火焚き神事を始めました。
こちらの火焚き神事は、斬られた首の傷口を痛がる鬼八の痛みを和らげるために行われます。
(鬼八伝説資料より引用)
このような伝説を実際に学んで、伝説にまつわる地名がたくさんあるのだと学びました。阿蘇には鬼八伝説の他にも面白い物語や感動する伝説等もありますので、今後もご紹介していきたいと思います。
*+†+*――*+†+*――*+†+*――*+†+*――*+†+*――
道路情報や店舗情報など道の駅阿蘇Facebook、道の駅阿蘇ホームページでもお知らせしておりますのでご活用下さい。
道の駅阿蘇(NPO法人ASO田園空間博物館)
TEL:0967-35-5077
阿蘇市内の地図はコチラから
あかうしのあくびvol.36 ⇦最新号が出ました!
道の駅阿蘇は、9時~18時まで営業中。
「道の駅阿蘇ネットショップ」で阿蘇の特産品絶賛販売中です!
*+†+*――*+†+*――*+†+*――*+†+*――*+†+*――