皆様こんにちは、バッテン荒和です!
先日初めて大観峰に行ってきましたが、そこから見た五岳はまさにかの有名な涅槃像だったのです。
*涅槃像―お釈迦様の姿を表した像で身を横たえ息を引き取る様子を表したのを涅槃像と言って、あえて極端に分かり易く言うと、お釈迦様が横たわったお姿とでも表現させて下さい。
1920(大正9)年国立公園運動がはじまり、時の内務省の調査団から「国立公園の素質あり」と感嘆の声を発せられたのがここ大観峰からの景色だったそうです。
そして1934年12月4日「阿蘇国立公園」が誕生したらしいのですが、見渡す限り巨大な壁のように続く北外輪の最高峰で展望所として有名で、ここから眺める阿蘇五岳はまさに絶景でした。
おそらく土日祭などはかなりの人出で賑わう阿蘇を代表するこの観光地といえども、さすがに平日に訪れると観光客はまばらで眼下に広がる絶景をいささかおおげさではありますが独り占めできた気分でした。
この景勝地は古くは「遠見ヶ鼻」とよばれていたそうですが、1932(昭和7)年に徳富蘇峰が命名してからは「大観峰」と呼ばれるようになったそうです。
↑写真の左から順に、一番左手の山が根子岳で顔、高岳(1592m)が胸、中岳が腹、杵島、烏帽子岳を膝に見立て、お釈迦様が寝ているようなお姿から「涅槃像」にたとえられているようです。
この日は午前中晴れたものの午後からはあいにくの曇り空となってしまいましたが、ラッキーなことにその日の午前中に行ったことで写メが撮れ、眼下には霧雲がうっすらかかりまさに幻想的な大パノラマの絶景をくどいようですが独り占めしてきました。
ところで蛇足ではありますがあえて、今から約40年前の入社時、私が西宮に居た時に天の橋立へ、松島へは仙台勤務の時に家族サービス⁈もかねて何度か訪れ、安芸の宮島も都内勤務の時に故郷熊本にマイカーで帰省の際に途中立ち寄り、これら我が国の誇る日本三景の美しさを確かに堪能しましたが、三景の背景にはすべて海の存在が欠かせませんでした。
しかしここ阿蘇の大観峰からの背景には海からは離れた、内陸の広大な大地と地球の息吹を感じられる中岳の活火山、そして眼下のカルデラには約5万人もの人々が暮らし、鉄道も国道も横断する、世界に比類なき大自然と人々が織りなす絶妙な光景は決してこれら日本三景にも勝るとも劣らない絶景であると個人的には思うのですが❣
最後に今の時期、特に大観峰にお越しになる際には冬タイヤもしくはチェーン等の備えあれば憂いなしでございます。
日本三景と比較しても決して劣らず、地球の息吹さえも実感できる阿蘇にお越しいただき、ここ道の駅阿蘇にもぜひお立ち寄り頂くことをスタッフ一同、心よりお待ちしております❣
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