みなさま、こんにちは^^Kanaです。
現在、阿蘇中岳の噴火警戒レベル2ということで火口見学はできませんが、火口から3キロ離れた草千里ヶ浜からはモクモクと噴煙を吐きだす阿蘇中岳の姿全体を見ることができます。
3万年前の火口でもある草千里ヶ浜の北側には40年の歴史を持つ阿蘇火山博物館がありますが、みなさんは行かれたことはありますか?
火山のことはもちろん、阿蘇のことが何でもよく分かる展示がたくさんあります。
令和3年度からは新たな試みとして夜にインスタレーションなども楽しめる「ナイトミュージアム」を開催し、昨年の夏は、地の利を生かしたサンセットや星空観察などもコンテンツに入れた「夕日と星のミュージアム」が開催されました。
ただ、お天気にも左右されることが多く、イベントが開催できない日もあったため、この春の「星のミュージアム」イベントはNECさんとのコラボでまた新たに屋内の魅力的なコンテンツを入れて開催されるとのこと!
さて、どんなコンテンツがあるのか?先日、そのモニターツアーにお呼ばれしてきましたので、その時の様子をお伝えしますね。
入館前のスペースでは、火山博物館ガイドさんによるカルデラ実験などが行われました。
そして、今回のイベントの新たなコンテンツは、普段の時間の博物館入館では見ることのできない秘密のドア(?)の向こう側にもあるようです。
さっそくビジターセンターを抜けて、奥の第1の秘密部屋へ。。。
ドアの向こうは急に洋館のような作りそして地下に続く階段が。。。
岩石の部屋、と勝手に名付けたいところですが、資料収蔵庫です。
3年間かけて資料を整理し、今回が初公開とのこと。博物館とは本来、資料を保存しそれを見たい人がいつでも見られる場所である、と館長さんのお話。なるほど!
蛍石や方解石などの珍しい石、カルデラ内から出土した土器なんかもあります。さわってもいいということで触れてみました。弥生時代の人が作った土器、時を超えて同じものをさわっているなんて、なんてロマンがあるんでしょう!
こういうのがお好きな方はこの部屋、要チェックですよ。
さて次は、いつもの火山博物館、館内?
と思ったら、またまた秘密のドアの向こうへ!
ザ・バックヤードな感じなのですが、そこに突然現れるパソコンやモニター。
秘密基地みたい~♡
秘密のミニシアターで過去の映像を心行くまで見ることもできますし、仮想空間の博物館を探検したり、メタバース阿蘇総合博物館でアバターを動かして阿蘇のことをいろいろ知ったり、この場所からしかアクセスできない博物館の膨大なデータ資料も、あなたの興味にあわせて閲覧することができるようになっていて、知的好奇心を刺激されます。これは、イベント開催時間中の2時間どっぷりいても飽きない人は飽きないのでは?!
次に案内されたのは、阿蘇中岳火口底を映している高感度カメラのライブ映像。
話を聞くのに夢中で写真を撮り忘れています。
ので、これは夏の穏やかな頃のもの。
これはお昼でも見ることができるのですが、せっかく夜の開館だからこそ、見ていただきたい理由があります!
現在、噴火警戒レベル2 である阿蘇中岳の活動は活発になっていて、先日、館長さんや学芸員さんが夜のカメラを確認していたら、火口底の岩の割れ目が赤くなる現象が見られたそうです。
肉眼では見えなくても、高感度カメラだからこそ見えるものだそうです。
すごいですね!
普段は学芸員さんたちが独占している(?)貴重な阿蘇中岳の活動が分かる夜のライブ映像、この機会に是非見ておきたいですね。モニターツアーはお昼に参加したので、私もまだ見れていません。見てみたいな~。
次のコンテンツ、VR!
私はこれが一番楽しかったかな?鳥の視線になって、思わず両手が横に広がりそうになるのを何とか我慢しました(笑)
ヘリコプターや、ドローン映像を見ているのと違う点は、直感的に頭、目線を動かして、自分の意思で見たい方向の景色が自然に見られること、写真はまだ装着前ですが、ごっついヘッドホンをつけるので、音楽とともにどっぷりとその世界に入れちゃうこと。夏の緑の草原が広がる草千里から米塚のほうまで空中散歩、最高でした!!
三半規管が弱い方は酔いやすいので注意が必要とのことです。
立ったままでいたら、座って!と機械を付けたまま、ぐっとベンチに押し込まれました~、危なかったんですね、ごめんなさい!そのくらい気を付けた方がいいみたいです。なので、安全のためお子さんの体験もできないとのことですので、予めご了承くださいね。
スタッフの方が装着などお手伝いしてくれるので指示に従って安全に楽しみましょう!
そのあとは、3Fの屋外デッキで、お天気がよければ星の観察もするとのご案内がありました。
夜は怖いくらいの真っ暗な草千里で、なんと全国初!NECさんの新型超高感度カメラも使っての観察ということなので、どんな星空を見られるのでしょうか、期待が高まります!
3F屋外デッキ、この空です!
3月後半とはいえ、標高1150mの草千里、夜はかなり冷え込むことが予想されますので、星の観察もしたい方は防寒を万全にしてお越しください。
他にも、スマホで館内のQRコードを読み込むと、詳しい説明の映像が見られたり、とさすがNECさんとコラボしてのイベント開催で、IT技術を駆使したコンテンツが盛りだくさんとなっています。
初めての方も、そうでない方も是非、奥深~い博物館の秘密の扉を開けに3月23日(土)17:30~19:30は、阿蘇山上エリアにある阿蘇火山博物館で開催される「阿蘇 星のミュージアム春」をご体験ください。
星のミュージアム春 | 公益財団法人 阿蘇火山博物館 (tourbooking-japan.com)
参加料:大人 2300円 小人 1200円 (草千里駐車場 料金込み)
参加にはご予約が必要です。(締め切りは前日3月22日)
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