みなさま、こんにちは^^Kanaです。
せっかく春が来たのに、ずっとすっきりしないお天気が続いている阿蘇です。
桜も満開を迎えた直後に、春の嵐に見舞われ、花の命は短い!というかんじでしたが、阿蘇の花はまだまだいろいろ!これからが本番ですよ~。
まず今咲いている花。
とても可憐なこちらから。
キスミレは野焼きが終わった後の草原に一番に咲き始めます。他の草が伸びる前のまだ黒っぽい地面に、黄色い小さな花があちこちに咲いているのがとてもかわいい。そしてたくましい!その健気な姿に毎年、胸を打たれます。
最初の写真は3月末の二重の峠、4月になるともう少し緑にかこまれつつ、
黄色い花が見えます。
新聞では大観峰が紹介されていましたね。
野焼き後の外輪山のほうの草原に多い印象です。個人の感想ですが(笑)
外輪山からの阿蘇のカルデラや阿蘇山の景色はもちろん魅力的ですが、是非この小さなキスミレたちにも注目してみてください。今のうちですよ~!
そして!またこちらももうすぐ見頃を迎えそうな芝桜。
阿蘇市内、きれいなところは色々とあるのですが、車を止めてゆっくり見ていただけるところは少ないのですよね。
あかうしのあくびの冬号にて先取りでご案内しておりました狩尾の芝桜、こちらは「産神社」さんに車を止めて徒歩2分、川沿いを歩きながら見ていただくことができます。(写真は昨年のもの)
阿蘇山とピンクの花のコラボレーションが最高~!のんびりと春のお散歩をお楽しみください。
え~今すぐには阿蘇に行けない!というかた。
5月中旬の計画をされてはいかがでしょうか。
GWが終わるころ、あるいは中旬くらいから、阿蘇の火口の周辺では、ミヤマキリシマというツツジの一種が咲き始めます。よく見るツツジより、少し小ぶりの紫がかったピンクの花。こちらが満開になるときは山全体がピンクに染まりそれはもう天国のよう。。。
ミヤマキリシマは九州の火口周辺にしか群生しない種で火口から離れすぎると他の植生に負けてしまうそうですが、火山ガスや冬の厳しい寒さや風に耐えることができるため、火口からの距離1キロ~3キロくらいの阿蘇中岳と草千里の間にある古坊中やそして烏帽子岳、仙酔峡が主な群生スポットになっています。
ちょうど同じころ、草千里の中では、春リンドウも見頃です。阿蘇山上がお花だらけの5月中旬、阿蘇へのご旅行をご検討ください!
さらに同じ5月初めから中頃、時期はとても短いですが、標高の高い阿蘇市波野で自生するスズランを見ることもできます。自然に群生するスズランとしては、日本で最南端のものだそうですよ。
付近はすずらんの甘~い香りが漂い、これまた夢見心地。。。
厳しい自然条件の中で健気に美しい花を咲かせ、私たちの目を楽しませてくれる阿蘇の春の花々たち。
草原の中など、立ち入りが禁止されているところもありますので、ルールを守ってご鑑賞ください。
他にも長寿ガ丘公園のツツジや、ASO MILK FACTORYのバラなど
ご紹介しきれていないものも。。。
阿蘇市の「はなごよみ」、阿蘇くじゅう国立公園発行の「はなまっぷ」、にはご紹介しきれていないお花も写真付きで載っています。
それぞれ道の駅阿蘇で入手が可能です。
お近くにお寄りの際には是非、これらのマップもご参考くださいね🌺
*+†+*――*+†+*――*+†+*――*+†+*――*+†+*――
道路情報や店舗情報など道の駅阿蘇Facebook、道の駅阿蘇ホームページでもお知らせしておりますのでご活用下さい。
道の駅阿蘇(NPO法人ASO田園空間博物館)
TEL:0967-35-5077
阿蘇市内の地図はコチラから
あかうしのあくびvol.38⇦最新号が出ました!
道の駅阿蘇は、9時~18時まで営業中。
「道の駅阿蘇ネットショップ」で阿蘇の特産品絶賛販売中です!
*+†+*――*+†+*――*+†+*――*+†+*――*+†+*――