神様の御使い、しかもその蛇の色は穢れない純白だった‼

こんにちは、バッテン荒和です。

ここ阿蘇もすっかり桜の最盛期が過ぎ葉桜にかわり一日一日、夏至に向かってお昼の時間が長くなっていますが、皆様方お元気でお過ごしでしょうか?

本日は赤水にある‘蛇石神社‘に行ってきましたのでご報告致します。

その前にチョット欧米と日本の「蛇」に対する見方の違いをあくまで‘聖書‘と‘記紀‘の記述から比較してみましょう❣

まずは一般にキリスト教の国々では「蛇」は諸悪の源、原罪を作ったものとして、邪悪の権化と見なされていたようで、「蛇」が天使の足に踏まれている絵画等を今でもよく巷でみかけますよね———特に旧教徒の国々では。

なぜ「蛇」が悪なのかはやはり、聖書で明らかにされているみたいです⁈。

旧約聖書の創世記第3章において、神とそのかたちを映し出す人間、そしてそれを破壊しようとする存在、ここでは「最も狡猾な存在」としての「蛇」が登場します。

この「蛇」によって人間の弱さがもろに出る結果となりました。その弱さとは、皆さんご存知の通り「あなたがた(アダムとイブ)がそれを食べれば、あなたがたの目が開け、あなたがたが神のようになり、善悪を知るようになる」という「蛇」のその甘い誘惑の言葉に対して、人間は信じて受け入れてしまい、その結果アダムとイブは、それまでの安住の地であったエデンの園から追放され、その代償として神は男性であるアダムには汗水たらして働かねばならない労働を、そして女性のイブには命懸けで子を宿し生むという妊娠の宿命を与えたそうです(*_*)

ちなみにアダムがその禁断の果実(リンゴの実と言われています)を食べた際、リンゴの実を食べる行為の罪の意識からか、神がいないうちに慌てて食べようとして喉にリンゴの実が詰まったという由来から男性の喉ぼとけのことを英語ではAdam`s appleって言うのは英語の授業で習いましたったけ、全然記憶にないんですが‼ ちなみにこの神にバレないように隠れた行為がわれわれの神に対する人類初の罪であり、さらにわれわれ人間は神の目が届かなければ、どんな罪でも侵しかねないとされることから、人は生まれながらにして悪とする、いわゆる性悪説がキリスト教の国々では強いみたいです。逆に日本ではおそらく、人は生まれながらにして善である、いわゆる性善説が圧倒的では???

ということでキリスト教ではあいにく聖書の観点から見ると「蛇」は善悪のどちらかというと悪なる存在になるのでしょうか⁇

次にわが国での「蛇」の捉え方はと言いますと、記紀(古事記や日本書紀)に目を通しますと、巨大な大蛇(八岐大蛇)として冒頭では恐れられる存在であったり、しかしその大蛇(ヤマタノオロチ)をスサノオノミコトによって退治された尾からは現在でも皇室の皇位継承の証となる‘三種の神器’の一つである『草薙剣』が出てくる記述があり、あらゆる万物には八百万の神が宿るとする神道を信じ崇めるわが国らしく、「蛇」は上述のように邪悪なものでもあり、また正反対に‘三種の神器’の『草薙剣』をもたらした神の使いとして崇められる善なる存在であり、要するに悪の側面と善の側面との両面を持ち合わせているそうです。

それでは前節が長すぎたようで本題に戻り本日、最もご紹介させて頂きたかった‘赤水蛇石神社’の境内の白蛇様の写メをどうぞ‼

↓神社正面から

↓白蛇様

↓フォーカスしてます。

↓階段の上にも

↓階段の上にも白蛇様 少々日光が直接、当たって見にくい!!

まだ、この時期の阿蘇は観光客で無茶苦茶、混み合うような状態ではありませんので、是非オフシーズンである今、お越し下さり、神様の御使いである『白蛇様』を実際に見に来られたら如何ですか?

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