こんにちは、バッテン荒和です。
早速ですが先週16日の日曜日付け、讀賣新聞の地方版(熊本)にここ阿蘇で産出され、鉄分やミネラルたっぷりの鉱物〈リモナイト〉を味付け海苔にまぶした商品が開発されたというビッグニュースを見て驚愕したのですが、しかし、もう2か月ほど前から私共『道の駅阿蘇』の店頭にすでに陳列されていたという事実に自身の無頓着さを露呈させた次第でした(;´д`)トホホ
そして、この〈リモナイト〉は「渇鉄鉱」とも呼ばれ、わが国で良質なものが採掘できるのはここ阿蘇だけという事実にさらにビックリ(*_*;
そこで、この神様が私共人類に与えて下さった天然の恵みである〈リモナイト〉について、もう少し踏み込んで調べましたので参考まで‼
その昔「阿蘇黄土〈リモナイト〉」の魅力に魅せられた女性がいたといわれています。その人物こそ、誰あろう、いまだ謎多き邪馬台国の女王であった「卑弥呼」ですって‼
その倭王卑弥呼から、古代中国の魏へ贈られた献上品に「丹」が名を連ねている記録が今も残っているそうで、この「丹」とは、魏の人々に「献上品」や「呪術の儀式」「日常の装飾」幅広く用いられていた鉄丹「ベンガラ」を意味しており、また中国では「不老不死の秘薬」として「丹」を珍重し活用していたと言われています。
月日はかなり流れ、昭和54年ごろから、阿蘇町一帯にある弥生時代の古墳で、石室や石棺から大量のベンガラ「鉄丹」が発見されたそうです。
それこそが、阿蘇の大自然の恵み「阿蘇黄土(リモナイト)」で、阿蘇一帯ではこれまでは主に防腐効果、殺菌効果として館や鳥居などに用いられてきたそうですよ。
これらのことからも「邪馬台国の九州説と魏志倭人伝」「弥生時代の古墳から発見されたベンガラ」「阿蘇黄土〈リモナイト〉」は深く関わっているのでは?と思うと、太古からの壮大な歴史ロマンを感じるのは私だけでしょうか?
そして現在、長い時を経た今でも、私共人類にとって「阿蘇黄土〈リモナイト〉」は「自然の恵み」「命の土」として愛されているんですって—-凄い!!
阿蘇は、ご存知のように過去4回、約27万年前、約14万年、約13万年前、約9万年前と我が国では最大の大噴火、世界的に見れば史上2番目の巨大噴火を経験してきたことで、これらの噴火により阿蘇山と外輪山との間に大きな火口湖ができたといわれています。火口湖にはマグマや植物といった様々な有機物が蓄積され水中で分離分解され、やがて、湖は干上がり、火口湖は大きなカルデラとなって今の姿となり、蓄積された成分は地下に浸透し、層となって眠っているそうです。
そういえば〈リモナイト〉が採掘される地名、「赤水」の由来は、水酸化鉄という赤い水が溝や湿地に染み出た色であり現在でも、ここ阿蘇の地では用水路や田んぼでは赤くこびりついた鉄分を見ることができます。
ですから昔から阿蘇市狩尾の現在の本社工場付近には、牛飼いの人々などが、よく黄土をもらいに来ていたとも伝えられているそうです。それは〈リモナイト〉が、牛の下痢止め剤としての効果を持っており、さらに鉄分、ミネラル分を多く含んだ〈リモナイト〉は、みかん等のかんきつ類や花、野菜にいたるまで様々な植物にも大変良い効果を与えるといわれているそうです‼ ナットク¿¿
↓食べ方です🤤
↓阿蘇の大地を感謝⁇して頂きました(人”▽`)☆
ところで、昨今、わが国では食の品質を保持するため⁇に使用される人口着色料や添加物、防腐剤など、食品に混入される成分への関心度が非常に高まっているそうですが、今回ご紹介する〈リモナイト〉は牛などの動物はおろか、かんきつ類等の植物にとっても、つまり上述の人工物では決してなく、しかも卑弥呼が太古の昔から大国であった魏との外交交渉の一手段として用いたこの〈リモナイト〉が、私共現代人にとっても、決して害になる鉱物でも食べ物でもなく、むしろ鉄分やミネラルを豊富に含み、私共の健康維持のためには、必要不可欠の食品でもあることの確かさを今回、見出した次第です(*_*;
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