みなさまこんにちは、アントモです!
阿蘇もいよいよ秋の訪れを感じさせる季節となり、周囲のすすきが美しい見ごろを迎えています。散歩道から望む阿蘇山や外輪山、放牧された牛たち、そしてすすきが揺れる風景は、心に深い癒しをもたらしてくれます。
⇩朝夕の散歩道
さて、秋といえば、皆さんもご存じの通り食欲の秋ですね!この間、道の駅阿蘇で販売されている「カンちゃんの栗」を購入し、初めて渋皮煮を作ってみることにしました。「カンちゃんの栗」は、丹波栗という品種で、特に大きく、渋皮煮には最適な栗なのです。
まずは栗を5分ほど茹でて、鬼皮を剥く作業から始めます。剥いている最中に栗が冷めてしまうため、数個ずつ作業を進めるのがコツです。この時、渋皮まで剥いてしまったり、栗に穴を開けてしまうと台無しになってしまうため、細心の注意を払いながら丁寧に行うことがとても重要です。この段階で、完成度が大きく左右されます。
⇩たこ焼きのピックで剥くと剥きやすいです!
鬼皮を剥き終えたら、いよいよ渋抜きの工程に移ります。まずは重曹を入れたお湯で渋抜きを行い、その後はお湯だけで繰り返します。湯を変えながら何度もこの作業を行い、これを「ゆでこぼし」と呼びます。お湯がワインを薄めたような色になったら、渋抜きは完了です。そして、栗の渋皮の表面を丁寧に掃除し、繊維を取り除きます。綺麗になったら、水に砂糖とバニラビーンズを加えたものに栗を加え、煮ていきます。沸騰したら落し蓋をして、静かに煮る時間を楽しみます。
この時点で味見をしてみると、なんとも言えない物足りなさを感じましたので、砂糖を足して煮て冷ますという作業を、朝晩、2日間繰り返しました。ようやく完成!手間暇かけた分だけ、その味わい深さに感動を覚えました。
この美味しく仕上がった渋皮煮を利用して、モンブランや栗パフェを作ってみましたが、どちらもとても美味しく、秋の味覚を存分に楽しむことができました。
また、道の駅阿蘇では栗を使った様々なお菓子やご飯も販売されており、これらも非常に美味しいので、ぜひ足を運んでみてくださいね!
私のおすすめは菓心なかむらの「まるしょうはち」です!まるごと一個ほくほくのあま~い栗にふわふわのパイ生地が最高ですよ~
皆様のお越しをお待ちいたしております(^^♪
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