11月3日、今年最後の『中江の岩戸神楽』開催となりますが、いかがですか⁇

こんにちは、1ヶ月ぶりのバッテン荒和です。

言い訳ですが、先月10月1日~7日は中国の国慶節だったことで、同国からの観光客はじめ、行楽シーズンも重なり国内外からの来館者も多く、お陰様でバタバタしており、ブログから不本意ながら遠のいてしまいました( ノД`)シクシク…

さて国慶節(こっけいせつ)は、中華人民共和国の建国を祝う祝日です。毎年10月1日に祝われ、中国では最も重要な祝日の一つとされています。

今年の国慶節は10月1日~10月7日と7連休になっており、日本で例えるならGW、いや、今の季節ならばシルバーウィークのような大型連休となりました。

ところで、本日のメインである『中江の岩戸神楽』は、阿蘇市波野大字中江の荻岳山上にある荻(おぎ)神社に奉納される神楽で、伝承では、約260年前の明和(1770年前後)年間に始まったとされており、「天の岩戸」をはじめとした日本神話を演劇風に舞うものから、榊や鈴などを持ち素面で舞う素朴なものまで、バラエティ豊かな内容となっています。舞いの特徴としては動きが大きく、振りが激しくてユーモアがあり、変化に富んでいます。

中江の岩戸神楽は現在の豊後大野市で継承されてきた豊後神楽から伝わったものだと言われ、その豊後神楽は、音楽は宮雅楽の影響を受け、主な神楽である伊勢大神楽、出雲神楽、高千穂神楽、民衆の芸能である田楽(でんがく)、猿楽(さるがく)等の様々な音楽や芸能をまとめて一つの芸能として構成され、いくつかの流派に分れているそうです。『中江の岩戸神楽』は残念ながら、伝承されていく中で古文書等の史料が失われてしまったため、起源や経緯についての記録は、残念ながら残されていないそうです。

中江の岩戸神楽が国選択無形民俗文化財に指定された当時は、荻神社の大祭で十~十五座程度しか舞われておらず、三十三座全てを知る人が数名しかいない状況だったそうです。そんな中、平成2年1月に熊本県立劇場において、当時館長を勤められておられた故鈴木健二先生の監修のもと24時間全国衛星放送で三十三座完全復元公演を行い、大きな話題となったそうです。これを契機に、地元中江地区では、この伝統を後世に残していこうと中江岩戸神楽保存会が結成され、平成4年からは毎月定期公演を実施するようになったそうな!メデタシメデタシ‼

この週末3連休の中日の11月3日(日曜日:午後1時~)に開催される公演は年内最終公演日となりますので、県内外様々な地域からもお越しになられ盛況になることでしょう。

また、ここ『中江の岩戸神楽』の舞台には地元の小中学生が演じる雄姿を見ることもできますょ~♡♡

それでは、みなさん、明日から3連休ですね。

良い週末を!! Have a great weekend!!!!

 

 

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