皆さんこんにちは、アントモです！
3月16日に阿蘇神社で開催された火振り神事に行ってきたので、その感想をお伝えします✨
熊本県外出身の私は、火振り神事を見るのは今回で二度目。
去年阿蘇市に引っ越してきて、はじめて火振り神事を見たときは、すぐそばで振り回される火が怖くて仕方がありませんでした（笑）。
カヤを束ねている紐が焼け切れて、少し離れたところへ燃えたカヤの束がぼんっと飛んできます。まるで自分めがけて飛んでくるように感じて、気が付けば火振りをする人から一歩、二歩……と後ずさり。そのため、この時は見学するのが精一杯で、火振り体験はできませんでした。
しかし、今年は満を持して火振りに初挑戦！
運動音痴＆火が怖いので、長い紐の先端に重しを括り付けたものを用意し、家の駐車場で軽く練習して臨みました(;^_^A
服装ももちろん準備万端。化学繊維は燃えやすいため、シャカシャカした服はNGです。私は綿のコートを着ていきました。クリーニングに出したばかりでしたが、万が一失敗して火が服に移る恐怖には勝てない！と思い、思い切って綺麗なコートを着ていきました( ；∀；)
ただし、あまり上等な服を着ると煙の臭いがしっかり染み付いてしまうので、ご注意くださいね。
さて、準備OK！いざ阿蘇神社へ。
生憎の雨でしたが、境内は見物人で埋め尽くされていました。
19時になるとアナウンスが流れ、お妃神さまが境内へと入ってくる「御前迎え」が始まります。
参道を明るく照らすため、阿蘇神社の氏子衆が一斉に火振りを開始。このタイミングでちょうど雨が止み、人々は傘をおろしてお姫様の嫁入りを祝福することができました。
二度目の見学でしたが、それでも火振りを間近で見るのはやはり少し怖かったです。
火の玉をぶんぶん振り回す氏子衆は手慣れていますが、その勢いゆえにどこかへ飛んでいってしまいそうなほどの迫力があります。
お姫様の御駕籠が出ると、神様の結婚式は無事終了。
その後、待ってましたとばかりに一般参加者の火振りがスタート！カヤの束を抱えて火の元へ向かう人々。私もカヤを抱えて順番待ち。カヤに巻き付けられた紐を事前に解いておくと、スムーズに準備できます。
自分の番が明確に回ってくるわけではないので、いけそうなタイミングで人の輪の中へ飛び込み、火の元へ近づきます。
そして、周囲の安全を十分確認した上で、カヤの束に火をつけます。火は束の両端につけるのがポイント。しっかり火をつけないと、燃えきるまでに時間がかかり、見た目が少し寂しい火振りになってしまいます。（長く火振りを楽しみたい人にはいいかもしれませんが……）
初めての火振り。振り回すまでにもたつきましたが、いざ回し始めると勢いに乗り、意外と上手にできました！
とはいえ、実際に振ってみると、自分の周りを火の塊がぐるぐる回るので、やっぱり怖い！＞＜
体感では5分くらい回していたつもりでしたが、後から聞くと「一瞬でやめてしまってもったいなかった」と言われてしまいました……(;^_^A
来年はもっと上手に火振りできるよう、再挑戦したいです！
また、今回道の駅阿蘇では「日本語あそびば」のイベントとして、阿蘇市在住の外国人の方々を火振り体験に招待していました。海外の方も多く、皆さんとても上手に火振りをされていました(^^)
五穀豊穣を祈願して、良い一年になりますように(^^♪
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